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むぎわら日記

自然、読書、模型のことなど

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『月とコーヒー』吉田篤弘(徳間書店)

2025年05月23日 | 読書
一言で言えば雰囲気小説。
なんともない日常生活にちょっとした変化が起きて、読者はドラマチックに進展するように思えるが、それはちょっとした日常の変化にすぎない程度の物語。
もう少し、気が利いたオチを期待してしまうのだけど、この程度で十分でしょうと提示されるオチは、ものたりないけど、こんなものかと納得できる。
そして、あとがきに、眠る前に1編読んでもらうに丁度良い作品を書いたとあるから、やられたと思う。
24編の掌編が収められているが、どれもが、1日頑張った人へのクールダウンに丁度良く調整されていたのだ。
なにも、寝る前に読まなくとも、おだやかな気持ちでいたい時など、有効に活用できそうな作品集となっています。



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2 コメント

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Unknown (korokoro1485)
2025-05-25 06:52:14
夜寝る前に、
一編ずつ読むのもいいですね。
今度探して、読んでみます。
返信する
Unknown (タック(takx007))
2025-05-25 07:39:49
>korokoro1485 さんへ
>夜寝る前に、... への返信

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