定年退職時のあいさつのときに、もしかしたら、「読書に、おすすめ本は何ですか」という質問がでるかもしれないと思い、回答を準備してありました。
残念ながら、そのような質問はありませんでしたので、胸の中にしまっていたのですが、市役所から所得税の請求が来て、ふと思い出しました。
3冊、おすすめ本を考えていたのですが、何を候補にあげていたのが思い出せず「こりゃ、まずい」と思って、読書記録のフォルダをひっくり返し、なんとか思い出すことに成功しました。
Gooブログのサービスも終了するし、もうホトボリも冷めただろうと思ってメモしておきます。
世界的大ベストセラーで、オバマ大統領が絶賛し、ビルゲイツが出身大学の卒業生の希望者全員に配布したと言う名著。統計を見るときに錯覚しやすい罠を10個あげて注意を促しています。また、世界の行く末に希望を与える内容となっています。
突如、ルワンダの中央銀行の総裁を命じられた日銀職員だった著者。ルワンダは、世界でも最貧国の一つで恒常的赤字をかかえ、外貨獲得の手段が小さなダイヤモンド鉱山と、農業であるコーヒーの輸出のみでした。そこから、庶民によりそいながら、国の財政を立て直す奮闘記です。
大正7年に着工された丹那トンネルは、数々の難問を抱えながら16年の歳月をかけて完成した。これまでの地元の住民、農家、技師と職人の間の葛藤と対立と調整の物語です。中盤に登場する君たちと同業者の活躍は、今のGoogle map上でも確認することができます。