goo blog サービス終了のお知らせ 

富岡製糸場世界遺産伝道師協会 世界遺産情報

「富岡製糸場と絹産業遺産群」は日本で初めての近代産業遺産として2014年6月25日付でユネスコ世界遺産に登録されました。

平成28年5月14日蚕糸記念館での世界遺産「富岡製糸場と絹産業遺産群」活動報告

2016年05月31日 13時36分42秒 | 世界遺産伝道師協会

       平成28年5月14日蚕糸記念館での活動報告

 「

今年もバラ園開場の季節となりまして、恒例の蚕糸記念館での活動が始まりました。

私は住まいが近いもので朝散歩ついでにバラ園に足を踏み入れますと、何ともいえぬかぐわしい香りが漂っています。

雨の心配もなく、バラの花も見事に咲き揃いまして、何か所もある駐車場は早々と満杯になっているようでした。

本日の担当は、桑の木クラフトをA見・W野伝道師、座繰り体験をY澤伝道師とY田が担当しました。又、お世話役のN屋伝道師(副理事)も駐車場が大混雑の中駆けつけて下さいました。

爽やかな五月晴れの中、バラ園は多くの来場者であふれ、先ずは桑の木クラフトに足をとめて、ニスが乾く間に座繰り体験をされるのがいつも通りの流れでした。

あふれる様な笑顔で話しかけながら筆をふるうA見さんと、物静かなお世話役のW野さんの名コンビは今年も健在です。

座繰り体験にもご家族連れから若いカップルまでたくさんの来場者がありました。た。 

お連れの方が座繰り器を回す姿を写メに収める方が多く、又、不思議そうに下から覗き込むお子さんもいました。

その中に、沼田の薄根で養蚕農家をされていたという方がお見えになりまして、我がY澤伝道師もご実家が養蚕をされていた関係で「どれくらいやっていたのですか」と問い掛けた処「200やってました」との会話がありました。それがどんな規模なのか私には全く分かりませんでしたが、その200と言う数字はとても膨大なものであることも教えていただきました。

 県外から初めてお見えになった方や、この季節には度々お訪ね下さっている方など様々でしたが、皆様交代で楽しくハンドルを回し繭付けも体験されまして、特にご自身で引いた生糸のお土産はとても好評でした。

 予定時間を少しオーバーしましたが、来場者が疎らになってきたのを機に本日の活動は無事終了となりました。

 文化財保護課の大澤様には準備段階から大変お世話になりまして有難うございました。伝道師の皆様、お疲れ様でした。          文責:Y田S子

【編集者脚注】報告書の中で「200やってました」の200は蚕種を200グラムふ化させてて養蚕していたということです。蚕種10グラムで1箱として流通していましたので、この家では20箱の蚕種からふ化した解雇を飼育していたことになります。1箱10グラムと言われていますが実際は15グラムくらいはいいていたようです。

 1箱の蚕種から約60キログラムの生繭が収穫されます。20箱ですから1200キログラム1.2トンの繭を生産していたことになりますから、大養蚕農家です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

富岡製糸場世界遺産伝道師協会が「平成28年度総会」を開催しました

2016年05月29日 07時49分24秒 | 世界遺産伝道師協会

富岡製糸場世界遺産伝道師協会「平成28年度総会」を開催しました

 

5月28日(土)9時半から、「平成28年度総会」が前橋問屋センター会館2階「華の間」を会場に、64名の会員の出席を得て開催されました。

中嶋弘副会長を司会に議事を進行、開会挨拶で近藤会長は、「一昨年は世界遺産登録、昨年は日本遺産に『かかあ天下~ぐんまの絹物語~』が認定されました。これを支えていくのも我々の活動。群馬に来てもらい、群馬を元気にしていくのが我々の活動です。世界遺産が4資産あること、日本遺産についても県内でまだ知らない人が大勢います。6月4日片品村で日本遺産のイベントがありますので参加いただき、次の活動に生かしていただきたい。息長く地道に地域の活性化に取り組んでいきます。足元を固めていきたいのでよろしくお願いします。」と挨拶されました。

来賓祝辞で、世界遺産課高橋陽一次長は「総会が盛大に開催されますことをお慶び申し上げます。早いもので来月に世界遺産登録2年を迎えます。この2年間富岡県税事務所におり、様変わりぶりを目の当たりにしてきました。県では世界遺産センター建設の予測のため企画展を計画しており、それは伝道師の皆様でなくてはできません。世界遺産課の仕事は伝道師協会の協力があってのことで、世界遺産・日本遺産・ぐんま絹遺産の3資産を生かし群馬県の発展に繋げていきたい。」と今後とも我々の活動への期待を込めた祝辞を頂きました。

中島良員副会長を議長に選任し、第1号議案「平成27年度事業報告」は町田理事、「収支決算」は設楽理事及び「監査結果報告」は築比地監事、及びサントリー財団地域文化賞の副賞について近藤会長が「特別会計」として取り扱うこと、当面手をつけず残しておきたいと説明、拍手多数で承認されました。

第2号議案「規約の改正(案)」は、昨年の総会で質疑があった内容等を踏まえ、第4条会員は正会員とし新たに賛助会員を追記、第6条役員の選任方法、第7条理事の補佐役を副理事、第8条監事の選任方法、第11条総会の決議は出席正会員の過半数で行う、第13条賛助会員の年会費は1万円、とする改正案について拍手多数で承認されました。

第3号議案「役員体制(案)」について、下記の新役員体制が拍手多数で承認された。

 顧問             中嶋 弘

会長             近藤 功

 副会長            町田 睦

 副会長            中島 良員

 理事(会計担当)       設楽 四郎

 理事(企画調整)       町田 睦

 理事(学校キャラバン担当)  安田 節子

 理事(県関係担当)      岩崎 正始

 理事(企業担当・兼市町村中北毛・東毛担当)日下部 邦彦

 理事(銀座まちなか交流館担当)上原 一美

 理事(市町村富岡・西毛担当) 市川 武男

 理事(研修担当)       井上 雄二

 理事(広報担当)       中島 進

 理事(演劇担当)       中島 良員

 監事(会計監査)       築比地 規雄

 監事(会計監査)       城田 幸子

 

第4号議案「平成28年度事業計画(案)」を近藤会長、「平成28年収支予算(案)」を設楽理事が説明、拍手多数で承認されました。

進行を司会の中嶋弘顧問に戻し、その他議題に移る。

1.    功労者表彰

今回の役員体制で副会長を退任された中嶋弘顧問に感謝状を贈呈しました。

2.    昨年新設の「活動功労者表彰規定」を運用し、年20回以上活動された下記5名の会員の表彰を行いました。(以下は敬称略、会員№順))

築比地則雄、安田節子、岡田三枝子、梨木多恵子、塚越朗(欠席)

3.    役員紹介と退任役員3名(中嶋弘、成田由美子、柳澤靖浩)挨拶(外山政子欠席)

4.    岡田係長から世界遺産課職員の転入・転出者の紹介

 来場いただいた島田喜美主任の自己紹介

5.    副理事(庭屋和幸、戸丸廣安、黒沢壮子)紹介と退任(梅澤祐一)挨拶

前橋・渋川地区担当:庭屋和幸

草津・中之条地区担当:清水政之(欠席)

利根・沼田地区担当:戸丸廣安

高崎地区担当:市川武男(兼務)

藤岡地区担当:設楽四郎(兼務)

銀座まちなか交流館:黒沢壮子

 

中嶋弘顧問の閉会の発声をもって11時40分総会は終了しました。

 

出席者が昨年より若干少ないのが気になりましたが、会員の皆様には引き続き伝道活動への積極的な参加を期待し報告とします。         

(文責:K.K)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本遺産認定記念「かかあ天下ーぐんまの絹物語ーin片品」(6月4日)開催

2016年05月24日 14時25分48秒 | 世界遺産伝道師協会

シルクカントリーぐんま 日本遺産認定記念「かかあ天下ーぐんまの絹物語ーin片品(6月4日)

平成28年6月4日(土)10:00~16:00 に「シルクカントリーぐんま 日本遺産認定記念「かかあ天下ーぐんまの絹物語ーin片品」が開催されます。

場所 旧片品村立南小学校(群馬県片品村花咲2118)駐車場あり

内容

(日本遺産構成文化財「永井流養蚕伝習所実習棟」周辺ハイキング=所要時間約1時間=★「永井いと」の故郷・針山地区を歩いて解説ポイントを巡りキーワードを完成させて記念品をゲットしましょう。~おひとり様1回限り~

★針山地区、永井紺周郎・いと夫妻の隣にあった「永井流養蚕伝習所実習棟」付近をはじめ。永井紺周郎・いと夫妻の墓所、穴観音、蚕稲荷等を巡ります。●穴観音・蚕稲荷近辺は急な階段があり健脚者向けですが、解説ポイントまでは一般向けです。

第一部 開会式・基調講演(10:00~11:30)

◎開会式

主催者、関係者挨拶

オープニングセレモニー(尾瀬太鼓演奏他)

基調講演

テーマ 「地域遺産の活用と観光振興」講師 日本遺産審査委員会委員 丁野 朗氏

(公益財団法人日本観光振興協会常務理事・総合調査研究所長)

第二部 パネルディスカッション(12:30~14:00)

テーマ かかあ天下で輝く「尾瀬の郷かたしな」に

パネリスト

片品村長            千明 金造さん

花咲アルプホルンクラブ会長    星野 錦作さん

片品村教育委委員長       戸丸 幸江さん

地元女性代表          星野 和子さん

基調講演者           丁野  朗さん

コーディネーター

上毛新聞社論説委員長      藤井  浩さん

 

<地元の食でおもてなし11:30~12:30>

片品村の食材で作る、おやき・おにぎりなどでおもてなし(第1部、2部の聴講者に限ります)数量に限りがありますので終了してしまった時はご容赦願います。

<お楽しみイベント>

・紙芝居・アルプホルン演奏・永井紺周郎、いとの肖像画の展示、解説・繭クラフト体験・座繰り体験・日本遺産「かかあ天下ー群馬の絹物語ー」パネル展示、解説・「片品の食」販売コーナーなどがあります。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

島村渡船フェスタで世界遺産活動

2016年05月23日 19時51分40秒 | 世界遺産伝道師協会

島村渡船フェスタで活動

 

5月15日(日)、伊勢崎市境島村で行われた「第21回島村渡船フェスタ」で「富岡製糸場と絹産業遺産群」の広報活動を行いました。

島村渡船フェスタは、利根川の築堤により南北に分断された村落を結ぶ「島村の渡し」が運行されていることや利根川両岸の流域住民の交流連携の発展及び水質源保全や地域の活性化を願って毎年行われているものです。また田島弥平旧宅を含む世界遺産のPR活動と、東日本震災被災地支援や熊本地震被災地支援の義援金コーナーも設置されました。

 

イベント会場となっている島村渡船乗り場(左岸)に張られたテントの一つが伝道師協会の活動場所となっており、午前8時半にはパネル8枚を展示し、のぼり2本を立てるなどの準備を終えました。

9時半からのオープニングセレモニーには市長はじめ衆議院議員・県議会議員、教育長など来賓の方多数が出席して行われました。また「上州境雉子尾太鼓」「下渕名獅子舞保存会」などの郷土芸能が披露され会場を盛り上げました。

今回の伝道師の活動はパネル解説とチラシ配布です。チラシは、延べ2,000部用意しましたが、受け取ってくださる方が多く、午前9時~午後2時までの活動中に足りなくなりそうだったので、最後は古いチラシ1枚だけで渡すことになりました。パネル解説は、長い時間をかけて詳しく聞いてくださる方が多かったように思います。

今回、初めて参加した伝道師4人は乗船経験をして楽しんだようです。また5人が1300CCの白バイ乗車体験をしました。参加伝道師は10人(K谷美千代、I十嵐満、M田睦、T平和子、I上雄二、S田敏子、N井隆、A井春枝、K嶋静江、N田裕美子)でした。

魚のつかみどりや渡船乗船など水辺で行うイベントには絶好の天候となりました。私たちも本来の活動の他に、体験や見学をしたり買い物をしたりして楽しんだ1日でした。

 

 

(Y.N記)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

渋川市・歩行者天国での世界遺産活動について

2016年05月17日 23時59分21秒 | 世界遺産伝道師協会

渋川市・歩行者天国の活動について

先日の5月15日(日)に渋川駅前商店街の「歩行者天国」のイベントに参加したしました。構成メンバーは、N島(進)さん、N木さん、M下さん、I田さん、M山さん、K井、そして、リーダーのN屋さんの7名です。

多くのフリー・マーケットが出店し、青空コンサート、ダンス大会などお祭りムード満点でした。私たちは「富岡製糸場と絹産業群」についての、「パネル展示・解説」「案内パンフレット配布」「繭クラフト体験」等の活動として参加しました。活動場所として開場中央から、やや駅よりの好位置が指定されました。「繭クラフト」では、長テーブルをコの字型に並べ、その上に「たっぷりの繭」を用意して、朝10時からお客様をお迎え致しました。

「歩行者天国」は、毎年春・秋に催されおり今回で29回目になるそうです。

朝方は空模様が不安でありましたが、昼近くになり雲が取れ絶好の行楽日和となりました。

スタートと同時に、展示パネルや繭クラフトのコーナーに多くのお客様が立ち寄って下さいました。お客様からは「前の歩行者天国の時にも参加しましたよ。」「楽しみにしていましたよ。」などの声が聞かれ、リピーターの方なども意外に多く誠に驚きました。

特に小学校の女子生徒さんや御婦人のグループ、ご家族連れなど、こちらから呼び込みをしなくても積極的にクラフト体験を希望され、多くの皆様に集まってN島(進)さんは、「繭の糸の長さはどのくらいかご存じですか?」など興味をそそる質問を投げかけ、N嶋さんの周りには終日お客さんが絶えませんでした。

またN木さん、I田さん、M下さんは、女性らしく心を込めて、やさしく、親切にクラフトの指導をされました。「繭のぐんまちゃん」が完成した時には多くのお客様から感謝の声が寄せられました。3人の長テーブルには、お客様の明るい笑顔と笑い声が満ちていました。

隣町の長塚町から5人組の御婦人のグループが来ていました。この5人は「繭クラフト」に感動され、「せっかく繭が手に入るので、私たちも地元で普及させたいわ。」と作り方のレシピーを丁寧に書き写されて帰られました。こんな嬉しいエピソードもありました。

丸山さんは、繭のクラフトが誠にお上手であり、完成度の高い作品を製作する「こつ」をお客様に適切にアドバイスされていました。皆、持ち味を大いに発揮されました。

昼過ぎには、渋川市長が関心を持たれ私たちのコーナーに、ふとお立ち寄りくださいました。その折り阿久津市長に私たちを代表しN屋さんが活動内容を丁寧に説明されました。

N屋さん更に全体を企画・統括され、心配り目配りで活動を円滑に進めて頂きました。

1日を締め切りますと、繭の払い出しが113個に及び、当初の想定以上の来客となりました。

私たちは街頭で「富岡製糸場と絹産業遺産群」と併せて「群馬の絹産業遺産」のパンフレットを配布しました。その際「群馬の絹産業には地元渋川の遺産が2つありますよ。」と説明したところ、かなりの多数の方から反響があり大変興味深く聞いて頂きました。

午後3時活動を終えた後に、私たち7人は伝道師協会の仲間であった渋川市の故冨岡功さんの御自宅を訪問したしました。お焼香させて頂くとともに、奥様に故人の多大な功績について感謝の言葉をお伝え致しました。            (Y.K記)

                        

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

子どもの日「ぐんまこどもの国」での世界遺産・絹産業遺産活動報告

2016年05月17日 23時20分38秒 | 世界遺産伝道師協会

「ぐんまこどもの国」での活動報告

5月5日(木・祝)午前9時30分から午後3時まで、太田市内にある「ぐんまこどもの国」で活動を行いました。当日は「こどもの日」で園内の乗り物が無料となることから毎年多くの家族連れでにぎわうと聞いていましたが、実際に県外者も含め多くのちびっ子連れの家族でにぎわっていました。

当日は朝から快晴で、私は新前橋駅東口で午前6時45分に待ち合わせしている梨木さんを車に乗せて、次に午前7時前に近藤会長宅に着き会長を乗せて、一路「ぐんまこどもの国」に向かいました。早朝ということもあり、午前8時前には現地に着きました。既に半数の参加者は集まっておりステージ横に駐車すると、早速、活動に必要な資機材を車から搬出してくれました。当日の参加者は、K藤会長、K下部さん、T比地さん、N田さん、H岡さん、N木さん、T刀川さん、M井さん、N塚さん、及びI崎の10名で、特にN塚さんは東松山市からと遠くからの参加でした。

私は「ぐんまこどもの国」の担当者に挨拶して活動に必要な椅子や机、コードリール等を借り、会場となるステージ上で全員により会場作りを行いました。ステージが広く野外ということもあり、パネル展示、まゆクラフト制作、及び上州座繰り体験の場所をコンセントの位置や日当たり、風の影響等を考慮して、全員で配置を決定しました。このことは、実際に午後から風が強くなってきた時、大変役に立つことになりました。

午前9時頃には準備も完了したことから近藤会長の始業前の挨拶後、予定より早く午前9時30分に活動を開始することにしました。小さな子供が多く、また、ステージが芝生広場に面していることから、子供たちが私たちの活動に関心を持ってくれ、多くの子供たちがまゆクラフト制作、上州座繰り体験に参加してくれました。

私も最初は活動状況の写真撮影をしていましたが、待っている子供たちが多くなったことから、その後はまゆクラフト制作指導に専念することにしました。隣の上州座繰り体験も順番待ちの子供たちがたくさんいて、広岡さんと諸井さんが、忙しく対応していました。

私が対応したお客さんは埼玉県の人が一番多かったですが、中には東京都内のお子さん連れの人がいて、その人は毎年5月5日に「ぐんまこどもの国」に来ていて、伊香保温泉に前日と当日を含め2泊しているとおっしゃっていました。

やがて昼食時間となったので私たちは3交代で食べることにして、活動前に購入しておいた弁当をそれぞれ木立の下で美味しく食べました。午後からは風が強くなってきてパネルが倒される状況になったので、危険と判断しパネルを伏せて風で吹き飛ばされないようにしました。上州座繰りは風が当たらないような場所に配置したので、支障は生じませんでした。

午後3時までお客さんは相変わらず多かったですが、午後3時を過ぎたので撤収作業に取り掛かり、近藤会長の挨拶後、解散しました。私は「ぐんまこどもの国」の担当者に挨拶を済ませてから帰宅の途につきました。 

     

私の車は資機材で満杯なので、K藤会長とN木さんをK下部さんの車に乗せてもらいました。

さて、当日の活動結果ですが、繭クラフト制作参加者は約260人で、上州座繰り体験者は約250人でした。これまでの私の活動体験において、最高の参加者数でした。

また、当日の入園者は約13,000人とのことで、遠くは富士山ナンバーの車も見られたそうです。午前9時30分から午後3時までわずかな昼食時間を除き、休みなしで活動してもらった参加者の皆さんに感謝申し上げます。休日にも関わらず大変お世話になりました。

なお、伝道師活動の場を提供して頂いた「ぐんまこどもの国」と、担当者の方に心からお礼を申し上げます。

(S.I 記)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

世界遺産"富岡製糸場と絹産業遺産群"の広報活動( 神津牧場花まつり)

2016年05月16日 23時11分14秒 | 世界遺産伝道師協会

世界遺産富岡製糸場と絹産業遺産群広報活動

神津牧場花まつり

快晴の中、八重桜とつつじの花が咲き誇る、下仁田町神津牧場で恒例のイベント「神津牧場花まつり」が、5月15日(日)10:00~15:00開催され

ました。

  

毎年、このイベントは乳しぼり体験・子牛の体重当て・牛の行列・乗馬体験・抹茶のサービス・バター作り・荒船太鼓ショー等で沢山のお客様で、大賑わいのイベントです。

  

おいしいジャージ牛乳の無料サービスも好評です。

 

富岡市の駐車場に8:30集合現地に向けて出発、9:00到着し、活動準備

を致しました、活動場所は、小動物広場のテントに、下仁田町日本ジオパーク

観光の皆さんの隣で、5人の伝道師で作業を分担して活動致しました。

・まゆクラフトぐんまちゃん無料体験コーナー

・富岡製糸場と絹産業遺産群構成資産のパネル解説コーナー

・チラシご自由にどうぞコーナーも設け

テーブルに富岡製糸場と絹産業遺産群(高山社跡、田島家、荒船風穴)ぐんまの絹物語、日本遺産かかあ天下―絹物語のチラシを設置したところ、飛ぶようにチラシが無くなりました。

クラフトコーナーには、家族連れのお客様が、次々に押しかけ順番待ちで

個性豊かな「ぐんまちゃん」まゆクラフトを作られ、笑顔でお持ち帰りになられました。

 

高崎、前橋、桐生、長野県佐久方面からの方が多く、場所が荒船風穴に近い為、荒船風穴のパネルやチラシに興味を示す方が非常に多おられました。

風穴の石垣を積んだという職人さんもお見えになられ、苦労話しをされていかれました。

活動終了後、下仁田町歴史館の横田係長のご配慮で、活動者全員で荒船風穴の

見学をさせて頂き、解説員のお話を聞く事が出来ました。

風穴内は0・3℃外気13・5℃でした。

その後、荒船風穴の創設者 庭屋静太郎の自宅兼事務所 春秋館も見学しました。建物は廃虚に等しく傷みが激しく、蔵の家紋のヤマニ 白壁に繭マークに、にわやと、書かれた落書きがが印象的でした。 

    

富岡市の駐車場に戻り18:00解散致しました。

本日の活動伝道師は、M寺清江・Y村和子・O田三枝子・Y田考三・市/I川武男でした。

(T.I)記

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

富岡製糸場世界遺産伝道師協会WG「絹遺産研究会」第5回例会報告

2016年05月16日 22時19分47秒 | 世界遺産伝道師協会

WG「絹遺産研究会」第5回例会報告

 

 平成28年5月10日(火)午後1時30分から3時30分まで、県庁10階101会議室において第5回の例会を実施しました。

 

 今回は梅沢祐一さんが「『養蚕新論』に関わる古文書調べ」と題して約1時間30分、現在までの研究状況を発表されました。

 梅沢さんは田島弥平が『養蚕新論』を出版することになったのは、明治3年の「養蚕方法書および下問」に対する上申書を提出したによることであることを知り関係文書の調査をはじめられたそうです。

 

 調査している文書は「養蚕方御下問御布告」(明治3年 民部省)をはじめ6点で、原本を県立文書館や県立図書館などであたったそうです。今回コピーしていたものを見せていただきながら解説して頂きました。

 続いて、『養蚕新論』出版についての調査している事項や蚕種製造業田島家についてのお話の後、「養蚕方法書及び御下問書の布告」の内容について解説して頂きました。

 

 明治5年に出版された『養蚕新論』の素となった資料があったことを知り、メンバー全員興味深くお話を聞かせていただきました。

 

 また、フリートークの時間では、新しく入手した図書の紹介や片品地方での「焚火育(たきびいく)」についてなどの情報交換を行い、知識を広げることが出来ました。

(N.T記)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

金色姫野伝説から養蚕を語る。養蚕用語へのアプローチ

2016年05月10日 20時06分10秒 | 世界遺産伝道師協会
みちくさ塾代表で富岡製糸場世界遺産伝道師協会の会員である金井拓美さんが、平成28年5月10日の上毛新聞のオピニオン21で「養蚕用語」について書いています。金色姫伝説を説明しながら「獅子休み」「鷹休み」「船休み」「庭休み」とはどういうことかをかいせつして養蚕を説明しています。養蚕用語を知ることにより、実際の養蚕への興味もわいてくるのではないでしょうか?一読をお勧めします。上毛新聞の記事のURLは下記の通りです。
 
 

http://www.jomo-news.co.jp/ns/series/6814628577041798/opinion_detail.html

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ジョイフル本田新田店で二回目の世界遺産活動

2016年05月10日 19時34分19秒 | 世界遺産伝道師協会

ジョイフル本田新田店で二回目の世界遺産活動

 

 

5月7日・8日の二日間ジョイフル本田新田店で二回目の活動を行いました。

前回の活動(3月20日)を受け、「ジョイフル本田新田店創業40周年祭」でのコラボレーションのお話をいただき、実現したものです。

生活館の店頭でパネル展示・解説、繭クラフト、ぐんまちゃんの塗り絵と共に、同店企画の「工女ぐんまちゃん」との記念撮影会(11:30.13:30.15:30の三回)です。写真は直ぐにプリントしプレゼントされました。神奈川茅ヶ崎から工女ぐんまちゃんとの撮影会を知り来られたというカップルもおり、その他にもわざわざ撮影会のために来られたという方々もおりました。

 

7日は、太田市内の方で子供のころに養蚕体験をされたという男性は「市内の高林にも製糸場があった」という話や、富岡製糸場に勤めたことがあるという女性など、東毛地区で養蚕-製糸にかかわるお話を聞くことができたことは収穫でした。

「駐車場は近くにありますか」「乾燥場はどうなりましたか」という質問などもありましたが、まだまだこれからという感じで今後も広報活動の必要性を感じました。

K嶋静江、Y澤朗夫、N田裕美子、S原一恵、M下寿美惠、N井隆、O野恭子、K下部の8名で9時半から17時まで活動、土田係長には大変お世話になりました。

8日はT比地則雄、I上雄二、M井透、A井春江、K原恵子、A井啓子、F本厚二、O澤直希、K下部の9名で活動しました。

太田市内で養蚕をされた方の話や、山形県にあった松峰製糸場で糸取りをされたという年配の女性など、いろいろな話をお聞きすることができました。

8日は「母の日」でしたので子供連れの親子も多く、工女ぐんまちゃんとの撮影会は大人気でした。我々のコーナーにも多くのちびっこ達が来てくれ体験してくれました。

 

今は「サードぬり絵ブーム」だそうです。特に“大人のぬり絵”が密かな人気とか、子供と一緒に真剣に工女ぐんまちゃんの塗り絵をされるお父さんもおり、ほほえましく感じました。

 

二日間とも25度を超える晴天の中で、参加者は各自自分なりに持ち場を決めて活動いただきました。活動終了後に買い物をされて帰路に就く伝道師も多くおりました。

8日の活動終了時に渡辺ジョイフル本田新田店次長に挨拶いただきましたが、その中で「今回の二日間には満足しています。またよろしくお願いします。」とのうれしい感想をいただきました。参加いただいた伝道師各位には長時間活動いただき、お疲れ様でした。

 ジョイフル本田新田店の渡辺次長、土田係長、従業員の皆様、関係各位には大変お世話になりました。今後ともよろしくお願いします。

 

(K.K 記)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
OSZAR »