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音楽の喜び フルートとともに

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ハイドンの曲ではなかった!?

2025-05-25 21:00:00 | 古典
土曜日朝は伊藤公一先生のマスタークラスでした。
ひたすらスケールを見て頂いています。ちゃんと吹けているつもりでも、吹けていない。0.1ミリの誤差でも大きな建物を建てて行くと崩れるように、曲にならない。
果てしない気がしますが、お手本を吹いてくださるので希望があります。

ドルチェ楽器の3階でルイロットとボンビルを2本吹かせてもらいました。
ルイロットは溶銀。10000番代
とにかく軽い。レスポンスもよく音が飛んで行くようですが、少しパワーに欠けるように思いました。
ボンビルは溶銀と溶銀に銀メッキでした。



ボンビルはルイロットよりもパワーがあります。音色が軽い。
銀メッキは溶銀のみに比べて音色に厚みがあります。そして3本の中では1番重い、と言っても総銀よりは軽いですが…。

どの楽器も溶銀ということで軽くて、今回は60.〜70万円台でした。
初代ルイロットだと300万円台。
なかなか掘り出し物ってありませんね。



アントニオ・ロセッティ(ロゼッティ、Antonio Rosetti, 1750年 - 1792年6月30日)
ボヘミア王国リトムニェジツェ生まれ、ルードヴィヒスルスト没

は、18世紀ボヘミアの作曲家、コントラバス奏者。長らく、チェコ語名をフランチシェク・アントニーン・レスレル(Frantisek Antonin Rössler)
1773年にイタリア風の「アントニオ・ロセッティ」に名乗りを改めました。(確証は無い)
ドイツ語名のフランツ・アントン・レスラー(Franz Anton Rösler)でも知られています。

イエズス会の神学校で早期の音楽教育を受けたとみなされています。
その後のロセッティの足取りは、はっきりとはわかっていません。
1770年代初めにロシアのオルロフ伯爵連隊(1768年以来ロシア海軍の提督であったアレクセイ・グリゴリエヴィチ・オルロフ伯爵)


の音楽家として仕えていました。

1773年、南ドイツ、シュヴァーベン地方の領主であるエッティンゲン=ヴァラーシュタイン侯爵の宮廷楽団にコントラバス奏者として加わり、後に作曲活動も行いました。

ヴァラーシュタイン城

1777年にロジーナ・ネーアと結婚し、3児をもうけます。
1781年に休暇を与えられて、5ヵ月をパリで過ごします。

コンセール・スピリチュエル(18世紀フランスの演奏会・音楽集団の名称。「宗教音楽演奏会」の意味で、系統的に発達しえた最初の定期演奏会)をはじめ、優れた楽団の多くがロセッティの作品を演奏しました。

1782年に6つの交響曲が出版されました。

ヴァラーシュタインに戻った後、ドイツ語圏はもとより、フランスなどでも卓越した作曲家として認められるようになりました。

1785年、同郷でヴァラーシュタイン宮廷楽団の楽長のアントニーン・レイハがケルン選帝侯の宮廷楽長に招かれヴァラーシュタインからボンへ去ると、その後任となり宮廷楽団の活動に大きく貢献しました。

1789年にメクレンブルク=シュヴェリーン公の宮廷楽長に就任、シュヴェリーン近郊のルードヴィヒスルストに移住します。


メクレンブルク=シュヴェリーン公フリードリヒ・フランツ1世の肖像画、ルドルフ・ズールラント作

ロセッティは多作家であり、40数曲の交響曲や協奏曲、声楽曲を残しました。
モーツァルト研究者のH.C.ロビンス・ランドンは、これらの作品がモーツァルトのホルン協奏曲のモデルになったのではないかと示唆しています。 

独奏ホルンのための協奏曲のほか、2本のホルンのための協奏曲を数曲残しており、この分野での重要なレパートリーとなっています。

長らくヨーゼフ・ハイドン


の作品とされてきた、2本のホルンのための協奏曲変ホ長調は、スターリング・E・マリーによりロセッティの作品である可能性が高いことが証明されました。
この曲には、RWV(ロセッティ作品目録)C56Q が与えられています。

ロセッティのレクイエムは、モーツァルトが亡くなった9日後の1791年12月14日にプラハの聖ミクラーシュ教会でのモーツァルトの追悼式で演奏されました。なお、その際には作曲者自身は訪れていません。

このレクイエムは1776年、18歳で亡くなったヴァラーシュタイン侯爵夫人マリー・テレーゼのために作曲されたものです。

近年ロセッティの価値が再発見が進み、ヴァレンシュタイン城ではロセッティ音楽祭が開かれたりしています。

ヴァレンシュタイン家のホームページ、ロセッティコンサート、ツアーの予約ができます、
https://fuerstwallerstein.de/
本物はいつか姿を現す?!であって欲しい…。
 





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2 コメント

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Unknown (macomaco0819)
2025-05-25 20:45:32
fluteangelさんのような達人でも、しっかりスケールの練習をされるんですね。
私も見習います。
ロングトーンとか、メトロノームを使うこととか、ついついスルーしてしまうんですよね。
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Unknown (m-fluteangel16)
2025-05-27 07:44:37
@macomaco0819 さん、達人…は言い過ぎかも💦😅
ありがとうございます😊
スケールは大事ですよ💖
一緒に頑張りましょう😉👍
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