なぜ萌えてはいけないの?
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犯罪の影に男あり!

愛に惑わされた女の末路

彰子さんは1930年12月に大阪府北河内郡で生まれました。
3人姉妹の末っ子でした。
(ところで、レンゲさんは3人姉妹の長女です。)
一家はその後、京都市左京区に移ります。
彰子さんは1948年3月に市立堀川高女を卒業しました。
この頃、学制改革があり、彰子さんは高等学校3年に編入しました。
でも、7月で退学してしまいます。
理由は家庭問題でした。
父親が愛人をつくって家を出てしまったのです。
そのような訳で母親が男性不信に陥ってしまいました。
彰子さんは男女共学校に通っていましたが、
母親は“男性不信”から男女共学に反対したのです。
それで、彰子さんは退学することになりました。
その年の12月、彰子さんは滋賀銀行京都支店に入行しました。
「男の人には負けたくない」と熱心に仕事にとりくんだそうです。
男性不信に陥ってしまった母親は、彰子さんの結婚にも消極的でした。
そのため、縁談などもなかなかまとまらなかったのです。
1965年春、北野支店で勤務していた彰子さんは35才で独身のまま。
当時、彰子さんには密かに付き合っていた男性が居たのです。
職場の懇談会のあとタクシーを拾って帰宅したのですが、付き合っていた男性と喧嘩して別れた事が思い出されてきて、酔っていたこともあり泣けてきてしまったのです。
「どうされたのですか」
その時優しく尋ねてきた若い運転手(25才)が山県だったのです。
彰子さんは、その後、山科支店へ転勤となりました。
職務は普通預金係。
1966年春、彰子さんは帰宅途中のバスのなかで、突然「あの時の彰子さんではないですか」と山県に声をかけられます。
山県は琵琶湖競艇の帰りで、負けてきたとのことでした。
この頃から競艇にのめり込んでいたのです。
山県は彰子さんをお茶に誘い、京阪三条南口の喫茶店で話しこみます。

山県の話は景気がよくて面白く、彰子さんは彼に関心を持ち始めます。
定期預金の大募集期間だったこともあって、彰子さんは「私の銀行に貯金をして欲しい」と頼みます。
この日以後、彰子さんは数回山県に電話をします。しかし、その都度断られました。
「年上の、あんなきれいな人が電話をくれるなんて、きっとからかわれているだけだ」
山県は半分そう思っていたのです。
そうした態度に彰子さんは積極的になってゆきました。
山県は固いだけの同僚とは全然違う。
二人は数回の食事を経て付き合うようになりました。
「ボート(競艇)をやる金がいる」
山県がこう言ったのは付き合ってまもなくのことでした。
当初は5000円、1万円ほど貸していました。
その金がたとえ返ってこなくても、彰子さんはさほど気にしなかったのです。
しかし、要求は何度も続き、ついには自分や家族の貯金を切り崩すほどになっていました。
でも、そんな山県に対して彰子さんは愛想を尽かすことはなかったのです。
彼女にとって山県はもはや「最後のチャンス」と言ってもいい男でした。
そして、この年下の男をつなぎとめておくには金が必要だ、と割り切っていました。
彰子さんは、やがて普通預金係から定期・通知預金係に異動となります。
この頃、彰子さんはバス会社を定年退職した勝田(仮名)さんと知り合いました。
勝田さんは彰子さんに露骨に好意を示すようになります。
彰子さんが預金勧誘用のパンフレットを見せると、勝田さんは早速定期預金の百万円の小切手を届けにきました。
彰子さんがが定期の証書と印鑑を渡そうとしましたが、勝田さんは受け取らずに彰子さんに預けたのです。
山県はその証書に目をつけました。
「いい車がある。買いたいんや。勝田さんの金、なんとかならんか」
初めは渋っていた彰子さんも何度か催促されると断りきれず、ついに勝田さんの定期を偽造証書で中途解約し、百万円を引き出したのです。
その年の暮れ、勝田さんは銀行を訪れて彰子さんに70万円の小切手を預けました。
またも証書などは預けたままだったのです。
彰子さんは勝田さんに気のある素振りを見せ、その後もせっせと預金をしてもらいました。
1967年5月、彰子さんは勝田さんと肉体関係を持ちます。
定期を途中解約されては困るという理由からでした。
山県はそのことを聞かされてムカつきましたが「やめろ」とは言いませんでした。
結局、勝田さんは合計1240万円の金を彰子さんに預け、それはすべて山県へと流れることになったのです。
一度タブーを犯すと罪の意識も薄れる。
彰子さんは犯行を重ねました。
その手口も次第に大胆になっていったのです。
定期の中途解約では追いつかなくなり、架空名義を作り上げて百万単位で引き出し始めました。
1972年10月には定期・通知預金事務決済者を任されましたが、このことも拍車をかけることになりました。
しかし、悪事は結局見つかってしまうのです。
1973年2月19日、逮捕状が出され、彰子さんは全国に指名手配されたのです。
10月21日、滋賀県警は偽名を使って大阪のアパートに潜伏していた彰子さんを逮捕。
指名手配写真は薄化粧の地味な雰囲気の女性だったのですが、この時の彰子さんは派手な洋服と厚化粧で別人に見えたと言います。
被害額は4億8千万円と見られていましたが、2人の供述から7億を越していることがわかり、その後の裁判所の認定では8億9400万円にものぼっていました。
ところで、山県は1970年5月に別の女性と結婚し、長女をもうけていたのです。
彰子さんがせっせと山県のために金を引き出している間のことでした。
SOURCE: 『滋賀銀行9億円横領事件』
デンマンさん。。。、また、この事件を持ち出してきたのですわね?
レンゲさんはこの事件が嫌いなのですか?
このような事件を好きになる人など居ませんわ。
でも、興味があるでしょう?
なぜ、そのように言われるのですか?
だって、レンゲさんは次のように書いていたでしょう?
![]() 性愛への渇望 ![]() ![]() 2007-04-28 08:17 わたしの創作についても、そのことは言えるのです。 自分の書いたものは、どのようにも解釈していただくことも、まったく読者のみなさまの自由です。 しかしながら、完全なる戯作が多い恋愛詩から、わたしの精神が、性愛への渇望に悩まされているかのように、解釈されてしまい、それを事実として認識なさっておられるのだとすれば、少々残念なことです。 わたしのテーマは、あくまでも人生観,世界観であり、寓意的な言葉の中に、恋愛の陰喩はほとんどありません。 それは少女時代から今にいたるまで、性愛はわたしのテーマではないからなのです。 実生活での最大の関心事が、恋愛ではないからです。 例えば、どれほど好きな相手がいても、その気持ちを,詩にあらわすことはほとんどないのです。 人間とは、脳の発達しすぎた生物にすぎず、そのために生じる感情を、美しいものだとは思わないのです。 わたしが特に、追求したいものは、血なまぐさい生命の持つ、発達しすぎた頭脳が引き起こす醜い事件、戦争、葛藤などなのです。 わたしはロマンチストではないのだと思います。 恋愛を描くのは、あくまでも小説のための習作の延長なのです。 話がそれてしまって申し訳ありません。 デンマンさんを信じて、これからもおつきあいさせていただきたいことを、わかっていただきたくて、忌憚なく書かせていただきました。 どうか、この気持ちを察してください。 by レンゲ 『性愛と真心』より ![]() |
つまり、あたしが追求したいものは、血なまぐさい生命の持つ、発達しすぎた頭脳が引き起こす醜い事件、と書いたからですか?
そうですよ。この事件など、まさに発達しすぎた頭脳が引き起こした醜い事件だと思いませんか?
確かにそうですわ。
だから僕はまた持ち出したのですよ。
でも、デンマンさんはあたしの興味をそそるために、この事件を持ち出したのではありませんわ。
ん?。。。で、何のために持ち出したと、レンゲさんは思っているのですか?
また、あたしをイジメるためですわぁ。
やだなあああぁ~。。。僕は何度も言っているようにレンゲさんを心の恋人として批判しているのですよ。
“愛なき批判は空虚にして、
批判なき愛は盲目なり”
分かるでしょう、レンゲさん。。。僕はレンゲさんを心の恋人として愛しているのですよ。だから批判はしているけれど充分にレンゲさんを愛している。決して空虚な非難などではないのですよ。愛の心で批判しているのですよ。また、批判すべき時に批判しなかったら、僕は本当にレンゲさんを愛していることにはならないのですよ。
わかりましたわ。でも、もう理屈は結構ですわ。デンマンさんは結局あたしをイジメているのですわぁ。これは。。。これは、大人のイジメですねんやわぁ~。
あのねぇ。。。、僕はレンゲさんの幸せを願っているのですよ。
でも。。。、でも。。。、最近のデンマンさんって、あたしに対して批判ばっかりしていますやんかあああぁ~。。。
レンゲさん。。。、また大きな白いハンカチなど持ち出してきて目頭(めがしら)をぬぐう真似などしなくてもいいですよ。
。。。あたし。。。あたし。。。本当に涙が出てきたのですわ。
でもねぇ~、その大きなハンカチねぇ。。。
このハンカチがどうだとおっしゃるのですか?
やっぱり、それ、そこにあったテーブルクロスでしょう?。。。ホラぁ~。。。テーブルの上が茶色ですよ。ついさっきまで白かったのですよ。ウェブカムを通してちゃんと見えるのですよ。
んもお~~。。。そんな事をいちいち言わなくてもいいじゃありませんか?デンマンさんが書かなければ、誰にも分からないのですから。。。
僕は根が正直だから、ついつい思っていることを書いてしまうのですよゥ。
いいえ。。。正直というよりも、思いやりが無いのですわ。あたしに恥を書かせて平気なのですわぁ~。
うへへへへ。。。どうせ涙をぬぐうのならばねぇ、白い小さなハンカチで拭ってくださいよゥ。大きなテーブルクロスを持ち出すと。。。なんとなく白けてしまうんですよぉ~。
デンマンさんは。。。デンマンさんは。。。ハンカチのことまで持ち出して、あたしをイジメるのですかぁ~?
違いますよゥ。あくまでも愛ある批判ですよ。僕はレンゲさんを愛しているのですよ。決してイジメている訳ではありませんよ。
ハンカチのことなど全く関係ありませんわぁ。記事が長くなるだけじゃありませんかあああぁ!
分かりましたよ。ちょっとこだわりすぎかもしれませんよね。でもねぇ~、僕の愛(いと)しいレンゲさんが涙をぬぐう時には可愛い花模様のついた小さなハンカチで涙をぬぐって欲しいのですよ。今、レンゲさんが使っているハンカチは、全く角がありませんよ。大きくて、まん丸ですよゥ。
ハンカチのことなど、どうでも良いですわぁ。。。それで。。。それで、何がおっしゃりたいのですか?
レンゲさんはロマンチストではないと書いていたけれど、僕はレンゲさんがロマンチストだと思いますよ。
なぜ、そのように思われるのですか?
かつて、ダ・ヴィンチさんが次のように書いていましたよね。覚えていますか?
レンゲさんは謙虚で
美しいわ
美しいわ

世の中、レンゲさんみたいに
不倫でも純粋に誰かを愛する
真摯な女性がいるのに、
私の知るブログでは、
恋愛なのか性欲処理なのか
無粋な女性がいて困っております。
レンゲさん
もっと自信持って下さい(`∀´)。
家庭を持って迄不倫して
ブログ公開迄して自身の生活を
赤裸々にして得意に成る女と比べたら
貴女は非常に謙虚で美しいのです。
恋愛に悩みは憑き物ですわ。
応援していますわ。
by ダ・ヴィンチ
2006/10/08 18:30
『まったり愛されたいの? PART 4』のコメント欄より
ダ・ヴィンチさんの書いたコメントがどうだとおっしゃるのですか?
だから、ダ・ヴィンチさんはレンゲさんのことを“不倫でも純粋に男性を愛する真摯な女性”と書いているのですよ。つまり、ロマンチストだからこのような愛し方ができるわけでしょう?
ロマンチストでないと、どうなるのですか?
だから、現実的な女性は愛を求めている訳じゃない。そういう即物的な女性は性欲処理を目的とした無粋な女性なのですよ。ダ・ヴィンチさんが言っている通りですよ。そういう女性も居るのですよ。
あたしはロマンチストなのでしょうか?