去年はさんまの内臓を抜いたり斜め切りしたり、電子レンジやグリルで苦労しながら焼いたものです。
今年もさんまの美味しい時期になったので、更なる技を探してみました。
当たり前といえば当たり前のことですが、一番大切なことは素材の選び方のようです。
今回特に気を使ったことを作業順に並べてみます。
1.さんまの選び方:目が赤いものや肛門やエラから血が滲んでいるものは不可。
2.洗い方:水道水で洗うと旨味が流出するので不可。
ボールに冷たい3%の塩水を入れて、この中で洗う。
3.キッチンペーパーで水気を取る。
4.飾り包丁を入れる。
5.さんまを半分に切る。
※新鮮なものは半分に切っても内臓が飛び出さない。
6.高い位置から均一に塩を振りかける。
7.10分このまま置いて、キッチンペーパーで水分を取る。
8.予め強火でグリルを温めておく。
9.強火で焼き、途中でグリルを開けない。
10.包丁目から透き通った焼き汁が出てきたら焼き上がり
今回は両面焼きグリルで9分間セットしたけれど、換気用レンジフードから排出される煙の量と覗き窓から見える焼き加減を判断し7分で火を止めたのですが、もう少し焼いた方が良かったかも知れません。
全調理時間40分。 皮はパリッとして、それでいて身はホクホク、満足のいく出来栄えでした。