最高のお天気だった先週末、行ってきました当尾へ!
去年みつけたあの花に会いに・・・
道の途中、あぜ道がキラキラ光るのを見つけました。
いったい何?と思って車を止めて見に行ってみると・・・
光っていたのは、スギナに付いた露でした~
遠くからみると畦がイルミネーションのようにキラキラ。
こんな感じの、とてものどかなところです。
さて、お目当てのあの花はというと・・・
そう、キッコウハグマ(キク科モミジハグマ属)です!
去年は結構あったのですが、今年はどうかな~
最初は閉鎖花ばかりしか見当たらなかったのですが、やっと見つけたこの一本。
咲きたてのようなのが嬉しいですね。
頭花は3つの小花からなり、1つの花は5つに深く裂けています。
なので、一見15枚の花弁があるみたい。
雄性先熟で、分かりにくいですが、この花はもう花粉が落ちて雌性期になっているようです。
同じ花の横顔です。
これだけかな~と思っていたら、あと2本ありました。
こちらはオレンジがかった色の葯が蕊の先に見えています。
でも先が二裂した雌蕊も見えてきています。
雄性期から雌性期にかわるところでしょうか。
上向きに伸びている蕾のようなのは、閉鎖花のようです。
蕾の中で受粉して種ができます。
こちらの花は蕊の先がさらに赤っぽいです。
雌蕊は覗いていないので、完全に雄性期のようですね。
ということで、たった3本のキッコウハグマ、激写してしまいました(笑)
もう一つだけ、近くにコウヤボウキ(キク科コウヤボウキ属)も咲いていたので、オマケ。
同じハグマという名前が付いていてもカシワバハグマはこのコウヤボウキの仲間。
随分花が派手ですね。
なんか、虫が止まっていました。
見るもの見たし、後はいつものお寺と石仏めぐりといきましょうか。
【撮影:2020/11/14 当尾】