
もう、とにかく暑くて、暑くてたまらんくらいにしんどい。
今回、初の展示をされるトミカラーフォトクラブ写真展で出かけた。
今日も厳しい夏の暑さ。
県内6カ所において35度超えの気温にうんざり。
午後3時ころの最高気温が、五條市で37.4度。
奈良市の針で観測された史上最高の35.3度。
東山中は高原地。
本日37.6度を記録した奈良・中心地の都市部からみれば、絶えず気温は都市部より-3度から5度も低い、冷涼地と云われてきた針でさえ、油断できない状況に、わが家のエアコンも効き目がない。
さて、この日も写真展帰りに食事処を決める。
暑い日に、食べたくなる麺類は冷たい系。
そうめん、冷やし中華に冷やしうどん、ラーメン。
らーめんまこと屋にもあった季節販売の期間限定食がある。
それは夏季限定の冷やし担々麺。
幟が多く立っていたまこと屋紀寺町店もそうだし大阪・大東南新田店も・・
幟の文字にひきつけられる旨そうな麺。
うどんの丸亀製麺もしかりもあるが、そもそもでいえば、店舗そのものが、これぞというラーメンを大きく、通りを往来するすべての車の運転手・同乗者が、えっ、これって何と、急ブレーキかけるくらいのポップアートがいるんじゃないかな。
私は、白い文字で目立たなかった「まぜめん」に気がついたが、そりゃぁよほどの人や、と思う。
さて、食事に入店した時間帯は、午後1時半。
私の一歩前に入店された男性がお一人。
他にどなたの姿もみないラーメン居酒屋牛斌(ぎょうひん)神殿店(※後日の7月31日に閉店)の評判はどうなんだろう。
ちと、心配するが、これくらいの時間帯なら餃子の王将は別として、こんなもんではないだろうか。
帰宅してからネット探し。
なんとラーメン通の人たちは、オープン当初から来店。
足跡を残している。
ブログ情報によれば、大阪・豊中に本店があるそうだ。
奈良初出店の牛斌(ぎょうひん)神殿店の主たるメニューを、「豚骨、鶏がら、魚介だし汁をバランスよく合わせたマイルドなスープに、自家製中細ストレート麺。トッピングに、大きなバラチャーシューを2枚。メンマに煮たまご、海苔、もやし、ねぎを盛った牛斌特製ラーメン。テーブルにある辛子高菜を足して味変」と、あった。
だが、私の狙いは、「まぜそば」である。
オープン直後に食事されたあるブロガーさんがいうには、牛骨味でなく鶏とんこつ味のようだった、という牛斌ラーメンは820円だが、まぜそばは870円。
追い飯ではなく、はじめから飯付きのまぜそば。よそう茶碗の大きさで決まるご飯の量。
店員さんに、盛りはちょっとにしてくれますか、とお願いしたら、これくらいです、とげんこつ。
いや、そうじゃなく、もっと少なく・・・と、こちらがしめした親指と人差し指を丸めたくらい。
それよりもっと少ないと、いうミニライス。
店員さんの伝えを信じて注文した。

それから7分後に配膳された牛斌(ぎょうひん)のまぜそば。
まぜそばミンチを中央に配し、周りに寄せたニラ、刻み海苔、メンマに大きめの刻み葱。

ほどほどのお店もそうだが、てっぺんに卵黄をのせてまぜそばスタイルが決まる。
他に正体がみえない千切りタイプ。
キクラゲのようにも思えるが・・・。
食べ方は、どことも同じ。
ラーメン鉢の底に溜まっているまぜそばのたれごとひっくり返す。
はじまりは卵黄つぶし。

潰しの卵黄も具材のひとつだが、味がまろやかになりすぎる場合もあるので、ご留意のこと。
とにかく、天地逆さま。
具材もろともひっくり返す。
反転、反転を繰り返す。
回数は特に決まっていない。
食事する人の判断。
たれがまんべんなく、麺にも具材にも絡まるように混ぜ込む。

だからまぜめん。
台湾まぜめんも、油そばも、みな同じ。
まぜ込み足らなきゃ、旨味にバラツキがでる。
納得がいくまで混ぜこむ手間は要るが、美味しくいただくにはそれだけの行為が必要だ。
麺は太麵。
まぜめんたれを絡めたがっちりコシのある麺を口にする。
ガツンとくる味でもないが、旨い。
がつがつ食べるまぜめん。
ずずっと食べたいが、太麵ではそうはいかない。
まぜめん味を愉しんで食べる。
喰いはじめから7分経って、ようやく底に溜まったどろどろのたれに出会った。
麺はまだまだあるが、ここらで追い飯、とするか。
メンマも葱もある。
味の決め手の肉そぼろもあるうちに食べたい追い飯喰い。

白飯は、配膳された1/3程度を落とした。
ここからは追い飯と残りたれとの混ぜ込み作業。
残したたれの量によって追い飯の旨さが決まる。

雑炊喰いのようにスプーンもしくはれんげで食べる人は多いが、私は箸。
がつがつ食べるにも箸で十分。
コンビニエンスストアに売っている総菜丼ぶりに店員さんは、プラスチック製のスプーンを渡そうとするが、私は断る。
いつからそんな食べ方になったのだろうか。
丼ぶりの食べ方の民俗に、かつては箸しかない。
きれいに食べられるから、スプーンを要求する人が増えた。
増えたから、店側もその要求に答える。
食の民俗文化の移り変わりである。

そのことはともかく、がつがつ食べても、まだたれが残っている。
追い飯の追い飯に少々のご飯を落として味を馴染ませる。

がっつり完食した牛斌のまぜそば。
食べきるまで、なんと14分もかかっていた。
ねっちり食べたまぜそばの支払いは現金払い。
店長がしてくださったレジにポイントカード。
次の来店時に食べたラーメン代の支払いは、半額になる、という。
えらいまった、すごいサービスだね。
一般的には、スタンプカード一枚すべてにスタンプが、とか、10ポイントごととかはあるが、次の来店が半額に、なんてあるんだ。
奈良に店を構えて少しでも来店客を。
リピートさんを増やしたい牛斌のポイントカード。
なんと、使用期間の締切日がない。
そこまでやる牛斌さん。
また、来るけどガンバッテや。
ちなみに店長に伝えたまぜそば味。
インパクトがないよね、と伝えたら、テーブルににんにくを用意していました、という。
えっ、そうだったんだ。
すると、店長は、メニューパネルに指差し。
「店長、それを早くいってよぉ」と、コマーシャルと同じ台詞が、思わず口に出た。
(R4. 7. 1 SB805SH 撮影)
今回、初の展示をされるトミカラーフォトクラブ写真展で出かけた。
今日も厳しい夏の暑さ。
県内6カ所において35度超えの気温にうんざり。
午後3時ころの最高気温が、五條市で37.4度。
奈良市の針で観測された史上最高の35.3度。
東山中は高原地。
本日37.6度を記録した奈良・中心地の都市部からみれば、絶えず気温は都市部より-3度から5度も低い、冷涼地と云われてきた針でさえ、油断できない状況に、わが家のエアコンも効き目がない。
さて、この日も写真展帰りに食事処を決める。
暑い日に、食べたくなる麺類は冷たい系。
そうめん、冷やし中華に冷やしうどん、ラーメン。
らーめんまこと屋にもあった季節販売の期間限定食がある。
それは夏季限定の冷やし担々麺。
幟が多く立っていたまこと屋紀寺町店もそうだし大阪・大東南新田店も・・
幟の文字にひきつけられる旨そうな麺。
うどんの丸亀製麺もしかりもあるが、そもそもでいえば、店舗そのものが、これぞというラーメンを大きく、通りを往来するすべての車の運転手・同乗者が、えっ、これって何と、急ブレーキかけるくらいのポップアートがいるんじゃないかな。
私は、白い文字で目立たなかった「まぜめん」に気がついたが、そりゃぁよほどの人や、と思う。
さて、食事に入店した時間帯は、午後1時半。
私の一歩前に入店された男性がお一人。
他にどなたの姿もみないラーメン居酒屋牛斌(ぎょうひん)神殿店(※後日の7月31日に閉店)の評判はどうなんだろう。
ちと、心配するが、これくらいの時間帯なら餃子の王将は別として、こんなもんではないだろうか。
帰宅してからネット探し。
なんとラーメン通の人たちは、オープン当初から来店。
足跡を残している。
ブログ情報によれば、大阪・豊中に本店があるそうだ。
奈良初出店の牛斌(ぎょうひん)神殿店の主たるメニューを、「豚骨、鶏がら、魚介だし汁をバランスよく合わせたマイルドなスープに、自家製中細ストレート麺。トッピングに、大きなバラチャーシューを2枚。メンマに煮たまご、海苔、もやし、ねぎを盛った牛斌特製ラーメン。テーブルにある辛子高菜を足して味変」と、あった。
だが、私の狙いは、「まぜそば」である。
オープン直後に食事されたあるブロガーさんがいうには、牛骨味でなく鶏とんこつ味のようだった、という牛斌ラーメンは820円だが、まぜそばは870円。
追い飯ではなく、はじめから飯付きのまぜそば。よそう茶碗の大きさで決まるご飯の量。
店員さんに、盛りはちょっとにしてくれますか、とお願いしたら、これくらいです、とげんこつ。
いや、そうじゃなく、もっと少なく・・・と、こちらがしめした親指と人差し指を丸めたくらい。
それよりもっと少ないと、いうミニライス。
店員さんの伝えを信じて注文した。

それから7分後に配膳された牛斌(ぎょうひん)のまぜそば。
まぜそばミンチを中央に配し、周りに寄せたニラ、刻み海苔、メンマに大きめの刻み葱。

ほどほどのお店もそうだが、てっぺんに卵黄をのせてまぜそばスタイルが決まる。
他に正体がみえない千切りタイプ。
キクラゲのようにも思えるが・・・。
食べ方は、どことも同じ。
ラーメン鉢の底に溜まっているまぜそばのたれごとひっくり返す。
はじまりは卵黄つぶし。

潰しの卵黄も具材のひとつだが、味がまろやかになりすぎる場合もあるので、ご留意のこと。
とにかく、天地逆さま。
具材もろともひっくり返す。
反転、反転を繰り返す。
回数は特に決まっていない。
食事する人の判断。
たれがまんべんなく、麺にも具材にも絡まるように混ぜ込む。

だからまぜめん。
台湾まぜめんも、油そばも、みな同じ。
まぜ込み足らなきゃ、旨味にバラツキがでる。
納得がいくまで混ぜこむ手間は要るが、美味しくいただくにはそれだけの行為が必要だ。
麺は太麵。
まぜめんたれを絡めたがっちりコシのある麺を口にする。
ガツンとくる味でもないが、旨い。
がつがつ食べるまぜめん。
ずずっと食べたいが、太麵ではそうはいかない。
まぜめん味を愉しんで食べる。
喰いはじめから7分経って、ようやく底に溜まったどろどろのたれに出会った。
麺はまだまだあるが、ここらで追い飯、とするか。
メンマも葱もある。
味の決め手の肉そぼろもあるうちに食べたい追い飯喰い。

白飯は、配膳された1/3程度を落とした。
ここからは追い飯と残りたれとの混ぜ込み作業。
残したたれの量によって追い飯の旨さが決まる。

雑炊喰いのようにスプーンもしくはれんげで食べる人は多いが、私は箸。
がつがつ食べるにも箸で十分。
コンビニエンスストアに売っている総菜丼ぶりに店員さんは、プラスチック製のスプーンを渡そうとするが、私は断る。
いつからそんな食べ方になったのだろうか。
丼ぶりの食べ方の民俗に、かつては箸しかない。
きれいに食べられるから、スプーンを要求する人が増えた。
増えたから、店側もその要求に答える。
食の民俗文化の移り変わりである。

そのことはともかく、がつがつ食べても、まだたれが残っている。
追い飯の追い飯に少々のご飯を落として味を馴染ませる。

がっつり完食した牛斌のまぜそば。
食べきるまで、なんと14分もかかっていた。
ねっちり食べたまぜそばの支払いは現金払い。
店長がしてくださったレジにポイントカード。
次の来店時に食べたラーメン代の支払いは、半額になる、という。
えらいまった、すごいサービスだね。
一般的には、スタンプカード一枚すべてにスタンプが、とか、10ポイントごととかはあるが、次の来店が半額に、なんてあるんだ。
奈良に店を構えて少しでも来店客を。
リピートさんを増やしたい牛斌のポイントカード。
なんと、使用期間の締切日がない。
そこまでやる牛斌さん。
また、来るけどガンバッテや。
ちなみに店長に伝えたまぜそば味。
インパクトがないよね、と伝えたら、テーブルににんにくを用意していました、という。
えっ、そうだったんだ。
すると、店長は、メニューパネルに指差し。
「店長、それを早くいってよぉ」と、コマーシャルと同じ台詞が、思わず口に出た。
(R4. 7. 1 SB805SH 撮影)