セックスから愛が生まれる事もある

。。。
あなたにとって大学生活は慢性的な空虚感と退屈さが伴っていたんですよね。少なくともホステスの生活の方が楽しかったんですよ。楽しいという言葉が適切でないなら、レンゲさんの求めているものは、大学生活よりもホステス生活の方にたくさん見出すことが出来たんですよ。
あたしの求めているもの?。。。それは何ですか?
“幼児的なふれあい”ですよ。
レンゲさんがホステス時代に“お客リスト”を作っていた。レンゲさんはクラブ・オアシスで働いていた30人の女性のうちでナンバーワンになったんですからね。レンゲさんがマジメに一生懸命ホステス業に励んでいたことが僕は理解できましたよ。どんな職業でもそうですが、トップになるためには、それなりの努力が必要ですよ。実際、“ちゃらちゃらして”いたら、ナンバーワンにはなれなかったと思いますよ。
『とこしえの愛って。。。(2006年2月12日) 』より
どうして、デンマンさんはあたしのホステス時代の事を持ち出すのですか?
定さんと同じように、レンゲさんも男に無知ではなかったということを言うためですよ。それに、その当時のレンゲさんは“セックスから愛が生まれることもある”と信じていた。
実際、そういうことがありました。
セックスから愛が生まれる事は、極めてまれにはあるかもしれません。でも、普通は逆ですよ。愛し合っている男と女がやがて結ばれる。そう思いませんか?ただし、レンゲさんが“セックスから愛が生まれる”事を体験したと言う事は僕には理解できますよ。でも、その愛はレンゲさんが求めていた愛ではなかったようですよね。
どうして、そういう事をおっしゃるのですか?
本当の愛を見つけていたなら、レンゲさんはベターハーフを見つけていたでしょう。でも、人生の伴侶をいまだに見つけていないですからね。しかも、レンゲさんは求めている愛を見つけることが出来そうにないと思ったから、ホステスの世界からきれいに足を洗ったんですよ。2度と戻らなかった。これからもレンゲさんは戻らないと思いますよ。違いますか?
多分、もうホステスをやることはないと思います。
でしょう。本当の愛があることをレンゲさんは信じていた。しかし信じたいにもかかわらず、レンゲさんの目の前に現れる愛は、理想とする「愛の形」からはあまりにもかけ離れていた。それでレンゲさんは絶望を感じないわけには行かなかった。レンゲさんがホステスを辞めたのは、この事が真の理由だと僕は思っていますよ。
やはり、セックスから愛は生まれませんか?
だから、そういうことも極めてまれにはあるでしょう。でもね、これだけはハッキリ言えますよ。クラブに行く男たちは、そこで愛を探そうとしているわけではないんですよ。女の子と遊ぶために行くんですよ。だから、そこで仮に求める女の子を男が“釣った”としても、釣った魚にエサをやるようなことはしないものですよ。
クラブに行く男は、遊びだけが目的だと言うのですね。
僕はそう思いますよ。レンゲさんだって、そう思ったからこそ、馬鹿馬鹿しくなって、ホステス業を廃業にしたはずでしょう?
分かりますか?
レンゲさんは頑張り屋の性格ですからね、ホステス業が本当にすばらしいと思うなら、あなたは自分のクラブを立ち上げる事の出来る人ですよ。しかし、レンゲさんは結局、ホステス業を廃業した。大学にも戻らなかった。何をしたか。。。?ホステス時代の関係を引きずってしまったんですよ。
『性愛の快楽とメカニズム (2006年5月15日)』より
デンマンさんは、このように古い記事を持ち出してきて、またあたしをイジメるのですか?
やだなあああぁ~。。。僕は何度も言うように決してレンゲさんをイジメている訳ではないのですよ。むしろ、過去の記事を持ち出す事により、現在のレンゲさんが過去の失敗から学んでブティック・フェニックスの熊谷店長として頑張っている。より幸せな生活を目指して清水君との愛情生活を真面目に考えて悩んでいる。だから、僕は陰ながらレンゲさんを精神的にサポートしているつもりなんですよ。イジメているのではないのですよゥ。
でも、あたしの過去を持ち出してきてあたしを悲しませるのですわ。
現在を考えてくださいよ。過去は、もう決して変えることができない。でも、レンゲさんは過去の失敗から学んでより素晴しい愛情生活を築こうとしている。だからレンゲさんは、このように僕に悩みを打ち明けている。。。そうでしょう?
分かってくださっているのですね?
そうですよ。。。だから、イジメているなんて言わないでくださいよねぇ。
でも、どうしてあたしの古傷を持ち出すのですか?
ん。。。? 古傷。。。?
そうですわ。。。“セックスから愛が生まれる事もある”。。。あたしがこう言った事を持ち出してきて、あたしをエロい女にしようとしているのですわ。
違いますよう。レンゲさんが言った上の言葉は、言ってみればフランスの哲学者アラン(Alain)の言葉と同じ発想なんですよ。上のニュースレターで言おうとしているポイントと同じ発想なんですよ。
どう言う事ですの?
つまり、アランは『幸福論』の中で次のように言っている。
幸福だから笑うわけではない、
むしろ笑うから幸福なのだ。
レンゲさんは、いわば次のように言ったのですよ。
愛するからセックスするわけではない。
セックスから愛が生まれる事もある。
分かるでしょう。常識的には幸福だから笑うのですよ。ほとんどの人がそう考えている。無理に泣き笑いしたからって、急に幸せになったと思う人は居ない。でも、アランは笑うから幸福なんだと言ったのですよ。そのような事もあるでしょう。つまり笑うような環境、状況に身を置けば、次第に幸福な気分になってくる。それと同じように、常識的には日常生活の中で気持ちの上で愛していると思うから、ベッドの中でも愛し合うようになるのですよ。でも、レンゲさんの場合にはホステスをやっていた時の経験でベッドの中で愛し合うことから日常生活でも相手に愛情を感じるようになった、という経験をした。そのような事もたまにはあるでしょう。レンゲさん自身が認めていることですよ。でも、それはレンゲさんがホステスをしていたからですよ。つまり、気に入ったお客さんとベッドの中で愛し合う機会が多いのですよ。
そうやって。。。そうやって。。。デンマンさんは、あたしをエロい女にしていますやんかあああぁ~
違いますよ。。。違いますよゥ。。。誤解しないでくださいよ。レンゲさんのように素直に、率直に。。。言いにくい事まで打ち明ける事ができる。。。悪いとか良いとかにこだわり無く、本音で生きている。。。その事に僕は感動し。。感銘を受けるのですよゥ。。。決してレンゲさんのエロい部分を晒している訳じゃないのですよ。。。むしろ、レンゲさんの知的な、哲学的な、恋愛論的な発想に僕はインスピレーションを感じているのですよ。だから、これだけ長い記事も書けるのですよう。
分かりましたわ。。。それでデンマンさんは何がおっしゃりたいのですか?
笑うような環境、状況に身を置けば、次第に幸福な気分になってくる。確かに、そのような事はありますよ。周りの人が皆笑っている。だから、なんとなく幸せな気分になってくる。
それで。。。?
レンゲさんと清水君はちょうどそのような状態なんですよ。つまり、毎日ベッドの中で愛し合っている。だからレンゲさんも清水君を愛していると思っているのですよ。本当はつまらないのだけれど、レンゲさんは清水君に尽くしている。それで毎晩清水君のお相手をしてあげている。
あたしは洋ちゃんを愛していますわ。
そうでしょう。でもねぇ、今まで不幸だと思って泣いていた人を思い浮かべてくださいよ。その人が、急に笑いの渦の中に投げ込まれたとする。ちょうどアランが言っているような状況になるのですよ。周りの人が皆笑っている。だから、なんとなく笑いたい気分になってくる。可笑しな表情を浮かべて周りの人が笑っているのですよ。レンゲさんだってそう言う笑いの渦の中に投げ込まれたら可笑しくなるでしょう。だから、つい、つられて噴き出してしまうのですよ。うへへへへ。。。一人だけ不幸だと思って悩んでいるのが馬鹿馬鹿しく思えてくる。それで、つい、つられて笑ってしまう。確かに、気分は明るくなるかもしれない。でもねぇ、心の奥で本当に幸せな気分になっている訳じゃない。つられて笑っているだけですよ。ふと独りになれば、昔の不幸がひしひしと心の奥に迫ってくる。
あたしも、ちょうどそのように本当は心の奥が虚しいのに洋ちゃんと愛の行為をしているので洋ちゃんを愛している気分になっている。。。、そう、デンマンさんはおっしゃるのですか?
うへへへへ。。。やっと分かってもらえましたか?
そのヤ~らしい笑いを止めて下さいな。。。デンマンさんは。。。、デンマンさんは。。。あたしが日常生活で洋ちゃんを愛していないとおっしゃるのですか?
レンゲさんはこれまでにもいろいろと清水君のことで僕に不満を漏らしてきたでしょう。
たとえば。。。?
だから、レンゲさんが愛情を込めて一生懸命作った詩なのに、清水君は見向きもしない。
それから。。。?
女心の繊細さも分からずに“下つき”と言うような女心を傷つける言葉を平気で言ってしまう。レンゲさんは無視しようとしたけれど、すっかり傷ついてしまったのですよ。
それだけですか?
まだまだ思い出せば、レンゲさんが僕に漏らした不満をここにたくさん書き出すことができますよ。
それで。。。それで。。。あたしは、洋ちゃんを愛していると言うより、むしろ嫌っているとおっしゃるのですか?
嫌っているとまでは言いませんよ、でも、レンゲさんの気持ちがそうならないようにと努力しながら清水君に尽くそうとしている意識が僕には見えますよ。
それで。。。それで。。。あたしが毎晩洋ちゃんのお相手をしていると。。。? デンマンさんは、そのようにヤ~らしく考えているのですかア?
イヤ別に、ヤ~らしく考えている訳じゃないけれど。。。実際、そうなっているでしょう?。。。違うのですか?
【レンゲの独り言】
洋ちゃんは、確かに女心の繊細さも分からずに
“下つき”と言うような女心を傷つける言葉を平気で言いましたわ。
でも、デンマンさんだって、こうして言って欲しくない事をズバリと言ってのけるのですわア。
そう言えば、話は変わりますけれど、あの“ズバリ言うわよ!” の細木数子はどうなったのかしら?
やっぱり、ズバリと言うのは日本では問題があると思うのですよね?
あなたは、どう思いますか?
デンマンさんは、カナダに居るのでズバリと言うのかもしれないけれど、
やっぱり女の繊細な気持ちの事も考えて欲しいと思うのですわぁ~。
言って欲しくない事を言われたような気持ちがいたします。
つまり、あたしは心の痛みを感じているのです。
デンマンさんは分かってくださるかしら?
とにかく、またあさっても読みにきてくださいね。

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デンマンさんは思っている事を
ズバリ言いますよね。
確かに日本ではあまり受け入れられない
言い方かもしれません。
うふふふふ。。。
でも、八方美人的に誰にも受がいいような言い方は
聞くだけでもイヤですよね。
歯の浮いたような言い方も頭にきますよね。
そのときはカチッときても、素直に、率直に言われると、
しみじみと考えさせられる事も多いものですわ。
幸福だから笑うわけではない、
むしろ笑うから幸福なのだ。
この言葉は、面白い発想ですよね。
たしかに、笑う事によって感じる幸せはあると思います。
でも、落語や漫才を聞いて笑って感じる幸せは
寄席に居るときだけですよね。
寄席から出れば、そこには現実の世界が
牙をむいて立ちはだかっているものですわ。
だから、やっぱり、心の奥が満ち足りていないと、
幸せ感は長続きしないと思いますわ。
あなたは、どのように思いますか?
でも、例え長続きしなくても、
笑いは必要ですよね。
あなたも笑って幸せになりませんか?
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じゃあね。


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