生田緑地の民家園を巡った後、緑豊かな広い生田緑地を散策していました。
民家園の奥門を出た奥の池の周りは、約30m近い無数のメタセコイアが聳え立つメタセコイアの林となっていて森林浴の緑の楽園となっています。
奥の池の水辺には、樹々の姿が映り込み緑の池となって清涼感溢れる空間となっています。
メタセコイアの林の奥の芝生広場にある岡本太郎美術館前の広場には、高さ30mのシンボルタワー「母の塔」が立ち、大地に深く根ざした巨木をイメージする姿で、7本足の巨木の上に母と子供たちが天空に向かってバンザイする姿は、永遠の生命を表現してた空間が創られており、感動を覚える人気スポットとなっています。
美術館の前の池の中にも、白い角を延ばす独特の太郎作品が見られます。
中央広場には、懐かしい国鉄の客車やSL(D51)蒸気機関車が設置されていて家族の人気スポットとなっているようです。
中央広場から「桝形山」へ向かう長い坂道の七草峠の道は、秋には紅葉の名所となっていて紅葉坂となっています。
桝形山は、源頼朝の重臣だった稲毛三郎重成の居城だった桝形城跡で、戦国時代まで歴史の舞台となっていた歴史スポットで桝形門も設置されています。
標高84mの桝形山山頂には、お城を模した展望台が設置されており、桜の名所として花見スポットとなっています。
展望台からは、副都心の新宿方面や東京タワー、スカイツリー、富士山、多摩川、横浜ランドマークなどが望める絶景ポイントとなっていますが、この日は、富士山やスカイツリーは望めませんでした。
展望テラスの欄干には、十二支の彫刻も飾られています。
広場には、山頂の石碑や学童疎開先の記念の「輝け杉の子」像が設置され、桝形城址の歴史スポットとなっています。
城址広場で一休みの後、生田緑地入口へ向う長い階段坂の周辺には、岸壁に囲まれた急坂となっていて関東ローム層の地層が見られます。
生田緑地公園のバラ苑や日本民家園、桝形山城址など自然と歴史が刻まれた雰囲気を堪能したぶら散歩でした。
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