都心の花見スポットを駆け巡り、千鳥が淵緑道、北の丸公園からこの日最後に皇居東御苑へと向かい江戸城跡の春を覗いてみました。
北桔梗門から皇居を眺めると乾濠の向こうに、一般公開で多くの人々が訪れている乾通りの桜が眺められました。
北桔梗門を入るとすぐの桃華楽堂前には、色鮮やかなレンギョウとハナモモの花が美しく咲き誇っており、「桃花楽堂」の名前にに因んで植えられたのでしょうか?
香淳皇后の御還暦のお祝いに建設された音楽堂だそうです。
皇居東御苑は、旧江戸城の本丸、二の丸地区に分かれる広大な庭園ですが、天守閣のあった天守台の石垣は、不思議な模様が残されており、歴史の重みを感じられました。
天守台からは、芝生広場にソメイヨシノなど様々な桜が満開となっており、花見客で賑わっていました。
本丸エリアを散策してみましたが、雑木林の散策路には大きな石室があり、案内板によると大奥の調度などを納めたところだそうです。
その先には、忠臣蔵でお馴染みの松の廊下のあった跡の石柱が立っています。
本丸エリアから二の丸エリアを散策して江戸城の偉大な史跡に触れた意義ある時を過ごして大手門から大手町へ。
大手門を出た大手濠の歩道には、美しい八重の紅しだれ桜が目を惹きましたね。
東京駅に着きさらに懐かしい八重洲の日本橋さくら通りへ出てみると、こちらも満開となって桜トンネルが出来ていました。
何年前だっただろうか通勤の途上で立ち寄って花見散策していましたが、懐かしいひと時でしたね・・・・
この日は、絶好の花見日和に恵まれて、都心の花見スポットを飛鳥山から六義園、上野不忍池、外濠公園、千鳥ヶ淵緑道などを駆け足で巡り、改めて日本の春を満喫した一日でした。