万博の来場者は、開幕初日に15万人の人出が見込まれていた。
だが初日は、悪天候のため一般入場者は11万9千人。
2日目は5万1,000人、3日目は4万6,000人。
初日の半分にも達しなかった佇まい・・・。
日本国際博覧会協会(万博協会)の想定来場者数は2,820万人。
開催日数184日で計算すると、1日当たりの入場者数は15万人。
それほどの入場者が必要となるが、遠く及ばないようだ。
これまでの万博では、来場者は会期が進むにつれ増える傾向。
だが夢洲は、海に囲まれて交通アクセスが制約される。
週末や祝日に1日あたり数十万人もの人が来場する。
そんな大入りは想定できていない・・・。
来場者が次第に増えて来ても、受け入れ態勢が取れない。
そんな可能性があるとも言われる・・・。
また、1,160億円を見込む万博の運営費。
その大半は、入場料収入で賄うことになっている。
だが、万博協会の4月21日の発表によると、こんな塩梅。
前売り券販売数は約970万枚。
目標としていた1,400万枚の7割にも達しなかった。(続く)