愛のプロムナード(PART 1)



デンマンさん。。。あんさんは、最近、玲子さんにハマッているようではおまへんか?

うしししし。。。めれちゃんには、そう見えるんかァ~?
誰にだってぇ、そう見えますやん。
さよかァ~?
玲子さんにハマるのも、ほどほどにせんとあかんでぇ~。
わては、それ程、玲子さんにハマッているように見えるんかァ~。。。
だいたい、玲子さんにテニスをやらせている画像をでっちあげるのはかまへんけど、スカートを捲(まく)り上げるのだけは止めてくれへん?
あかんのかァ~?
当たり前やないかいなア!スカートの下のパンツまで見せる必要などあらへん。
そやかてぇ~、たまたまデジカメで撮った時に強い突風が吹いてきよってぇ、玲子さんのスカートがまくれてしもうたのやがなァ。うししししし。。。
やっぱり。。。、やっぱり。。。、あんさんは東京で玲子さんと会(お)うておりますのやねぇ?
わては、玲子さんに会(お)うたことがないと何度も言うてるやんかァ!
でも、あんさんは、今、玲子さんがテニスしているのをデジカメで撮ったと言いましたでぇ~。
夕べの夢で見たのやァ!。。。それで、忘れへんように、すぐに起き出してコラージュで上の画像を作り上げたのやないかいなァ。
そのようなけったいな事を、誰が信じますかいなァ~。

“信じる者は救われる!”
あんさん!。。。いいかげんにしいやあああァ~。。。ふざけている場合じゃないのやでぇ~。。。今日のタイトルについて早く説明せんかいな!
そやかてぇ、めれちゃんが玲子さんの写真の事で、いらん事をクドクド言うさかいに、脇道にそれてしもうたのやないかいなァ。
。。。で、玲子さんが「愛のプロムナード」と関係あるのォ~?
関係なかったら、ページのはじめに写真を貼り出すわけがないやろう?
だから、余計な事を言わずに、その訳を話して欲しいねん。
じゃあなァ、まず、玲子さんの次のメールを読んで欲しいねん。
Subj:独身時代に戻った気分で
書いてます。

Date: 22/04/2010 6:32:19 AM
Pacific Daylight Saving Time
日本時間:4月22日(木曜日)午後10時32分
From: ********@***.biglobe.ne.jp
To: [email protected]
小笠原玲子です。
主人がニューヨークへ出張してから1週間が過ぎました。
結婚して以来1週間も顔を合わせなかったことって初めてなので、なんだか独身時代に戻って一人の時間を取り戻した気分です。
子供が寝付いたあと一人で机に向かっていると、今まで忘れようとしていた“封印された恋”が、なぜか意識の下の方から這い上がってくるのです。
思い出したくないと言う気持ちが強いのに...いいえ、思い出してはいけないと自分に言いきかせてきたからなのか?
夜のしじまに、自分だけ一人になってみると、意識の下に追いやろうとしても、“封印された恋”が墓石をもたげて執拗に出てこようとするのです。
これまで私の胸の内だけにしっかりと密閉していたのに、どうして今になって語ろうとするのでしょうか?
もちろん、主人に話せるような内容ではないのです。
主人がニューヨークに、そして私が東京に残っているということが、私の思いを“封印された恋”に近づけるのかもしれません。
もう二度と思い出さないようにしようと心に誓ったはずなのに...
人間の心なんて本当に脆いものだと思います。
でも、なぜ、他の誰でもなく、デンマンさんに語ろうとしているのでしょうか?
デンマンさんにお会いしたことすらないのに...
思い返せば、私がデンマンさんのブログに惹かれたのは3年前にレンゲさんの手記を読んだのがきっかけでした。

■『不倫の悦びと苦悩』

レンゲさんが妻子のある男性のことを、どうしようもなく好きになってしまったように、実は、私にも同じよな経験があるのです。
でも、私は、それが不倫だとは意識していませんでした。
レンゲさんのように、どうしても我慢できずに、彼にモーションをかけ始めたわけでもありません。
手記を読む限り、レンゲさんは、かなり積極的だったようです。
私の場合、それは穏やかに始まったのでした。
長い時間をかけて、相手の男性と肉体関係を持ちたいという思いも、期待も、意識の上では無かったと思います。
長沢さん(仮名)は私の上司でした。
短大を出て家電メーカーの技術部に配属になり、私は主に図面の管理を担当していたのでした。
長沢さんは技術管理課の係長でした。
私の仕事を直接指導してくれたわけではありませんが、会社のテニス部で一緒だったので、仕事の事はもちろん、個人的なことでも長沢さんに相談に乗ってもらうようになっていたのです。
長沢さんと関係を持つようになったきっかけは、水木洋子さんの場合とよく似ています。
私は韓流ブームにハマッていたわけではありません。
でも、「韓流ブーム」を「テニス」に置き換えると、私と長沢さんの関係は、ちょうど洋子さんと山田さんのような関係になるのです。

■『ボーイフレンドと別れて。。。』

洋子さんと山田さんが「韓流ブーム」にハマッていたように、私と長沢さんはテニスにハマッていたのです。
テニスに関する限り、私の方が積極的だったかもしれません。
日本選手権の試合などがあると、私が誘って一緒に見に行ったものでした。
また、休日なども、長沢さんの都合がつけば会社のテニスコートで一緒にプレーしたものでした。
ある日曜日、プレーしてからベンチに座って長沢さんと別れたボーイフレンドの話をしているうちに思い余って私は泣きだしてしまったのです。
その時アパートまで送ってくれた車の中で長沢さんは私を抱き寄せて慰めてくれたのでした。
その次の週、私は彼を自分のアパートに招いて初めて身を任せたのでした。
洋子さんの場合と似すぎているので、思わず苦笑してしまいました。

ボーイフレンドと付き合っている頃でも、私は性的には充分に女になりきっていなかったのだと思います。また、性的な満足感を得ようとするこだわりもありませんでした。彼と映画に行ったり、アパートで好きな音楽を一緒に聴いたり、お気に入りの喫茶店へ行ったり...
学生時代からの延長のような関係でしたから、それで充分に私は満ち足りていたのです。
でも、考えてみれば、私が性的に積極的になれなかったので、彼は私から離れて行ったようなフシがありました。どちらも、お互いに初体験同士だったので、性的には未熟です。
彼は年上の女性に惹かれて私から離れて行ったようです。
妻子ある長沢さんは、女性の扱いには慣れているようでした。
女は男によって変わると申しますが、確かに別れたボーイフレンドと比べれば、長沢さんは私の扱い方が上手でした。この点、洋子さんの場合とまったく同様です。
私は、別れたボーイフレンドとは味わうことのできなかった官能の歓びを知り、長沢さんによって心が癒される以上に私の身体が彼のことを忘れられなくなってしまったのです。
でも、好事魔多し!と申します。
奥さんが長沢さんの様子に“浮気”を感じ取ったらしくて、白状させられる羽目になったのだそうです。詳しいことは知りませんが、奥さんが人事課長に相談したらしくて、1年もたたないうちに大阪に転勤になりました。
このような事って、背ビレ尾ヒレが付いてウワサが広まるのですよね。
私も会社に居ずらくなって辞めてしまいました。
これに懲りたので、次に勤めた法律事務所では、おとなしく生真面目に勤めました。
小さな事務所でしたので、特に惹かれるような男性も居ませんでした。
30歳になろうとしている頃で、実家の両親がうるさく結婚を勧めるので、仕方なしにお見合いをするようになったのでした。
でも、長沢さんの思い出が強すぎて、お見合いにも熱が入らないのですよね。
そんな時、同じ事務所に勤めていた現在の主人から結婚を前提にして付き合ってくれないかと言われたのです。
考えてみなくても、相手は弁護士でしたので、こんな私でも、お付き合いしたいのであればと。。。
もちろん、長沢さんの事などおくびにも出しませんでした。
それでも、縁があって結ばれたのです。
二人の子宝にも恵まれました。
長沢さんと官能の歓びに浸った青春の日々は、しっかりと封印したのでした。
でも、こうして主人が3週間に渡ってニューヨークに出張と言うことになり、一人パソコンの前にすわって、めれんげさんの熱い詩や短歌を読んでいると、意識の下に追いやろうとした“封印された恋”が墓石をもたげて執拗に出てこようとするのです。
デンマンさんは、こんな私を見て、どう思われるでしょうか?
『封印された恋 (2010年4月23日)』より

わたしは、このメールをすでに読みましたでぇ~。。。

初めて読む人もおるやろうかと思って、また持ち出してきたのやァ。このメールを読まないと話が進まんのやァ。
。。。で、このメールがどないだと、あんさんは言わはるのォ~?
次の部分に注目して欲しいのや。
こうして主人が3週間に渡って
ニューヨークに出張と言うことになり、
一人パソコンの前にすわって、
めれんげさんの熱い詩や
短歌を読んでいると、
意識の下に追いやろうとした
“封印された恋”が墓石をもたげて
執拗に出てこようとするのです。

つまり、玲子さんが意識の下に追いやろうとした“封印された恋”をまた思い出したのは、わたしの責任だと、とんでもない事をあんさんは言わはるのォ~?

いや。。。わては何も言うてへんでぇ~。。。うししししし。。。これを読んでくださる読者の皆さんが判断すればええことやんかァ~。
。。。で、わたしが詠んだ熱い詩や短歌ってぇ、いったいどのことやのォ~?
次の短歌やァ。
くちづけ

罪深き
ことと知りつつ
この夜も
きみのくちづけ
もとめて止まぬ

by めれんげ
2009.01.14 Wednesday 14:21
『即興の詩 冬枯れ』より
『熱き肌』に掲載
(2010年3月12日)

わたしの上の短歌を玲子さんが読んで“封印された恋”をまた思い出したと、あんさんは言わはるのォ~?

そうやァ。
でも、どうして、この短歌やのォ~?
玲子さんは次のようにに書いてるねん。
女は男によって変わると申しますが、
確かに別れたボーイフレンドと比べれば、
長沢さんは私の扱い方が上手でした。
この点、洋子さんの場合とまったく同様です。
私は、別れたボーイフレンドとは
味わうことのできなかった官能の歓びを知り、
長沢さんによって心が癒される以上に
私の身体が彼のことを
忘れられなくなってしまったのです。
つまり、妻子ある長沢さんと玲子さんは関係を続けていた。まさに、玲子さんは心の中で次のようにつぶやいていたのやがなァ。
罪深き
ことと知りつつ
この夜も
きみのくちづけ
もとめて止まぬ

あんさんは、何が何でもわたしの上の短歌と玲子さんの“封印された恋”を結び付けようとしているねん。そやから、このようなこじ付けをして、それらしく説明していやはる。

つまり、めれちゃんが詠んだたくさんの詩や短歌から、わてが都合の良い短歌を取り上げて、こじつけているに過ぎない。めれちゃんは、そ~言うのやなァ?
そうですう。
だったら次の統計を見て欲しいねん。
(すぐ下のページへ続く)
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