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光と影のつづれ織り

写真で綴る雑記帳

東京国立博物館(2025.4.4)イマーシブシアター”新JAPONISM  縄文から浮世絵 そしてアニメへ”を観て

2025年04月24日 | 博物館レビュー

イマーシブシアターて何?

世の中の動きに鈍い私が、今回、トーハクのイマーシブシアター

新JAPONISM  縄文から浮世絵 そしてアニメへ”

を鑑賞。

メインヴィジュアルはこちら

 

東京国立博物館 本館特別5室の大きな部屋

前面及び両サイドに、巨大ディスプレイが設置され

鑑賞者が映像に囲まれるかたち。



重要文化財の遮光器土偶 がグイっと現れました。

土製 縄文時代(晩期)・前1000~前400年 青森県つがる市木造亀ヶ岡出土

構成は

「第1幕 : タイムトラベル 日本の美」

「第2幕 : 江戸中期 蔦屋重三郎がポップカルチャーの礎を築いた」

「第3幕 : 日本アニメの誕生と飛躍」

「第4幕 : 日本アニメと日本文化の共通コード」

「埴輪 挂甲の武人」、「松林図屏風」(長谷川等伯筆)、「洛中洛外図屏風(舟木本)」(岩佐又兵衛筆)などの国宝から

手塚治虫、高畑勲、細田守、ポケモンといった日本を代表するアニメーションまで、古今の日本文化が高解像度で紹介される。

 

 

「埴輪 挂甲の武人」 

 

 

この埴輪の出来上がった当時の姿を、デジタル画像で復元。

 

 

 

お洒落だ。

 

 

戦国時代の戦闘場面が出たり

 

 

 

戦国時代の城がでたり

 

 

室町時代の 鎧兜  

重要文化財 樫鳥糸肩赤威胴丸 室町時代・15世紀 秋田一季氏寄贈 東京国立博物館蔵よろい

 

 

能「船弁慶」演:観世喜正

 

 

 

「洛中洛外図屏風(舟木本)」(岩佐又兵衛筆)の部分

2012年4月~7月にトーハク ミュージアムシアター「洛中洛外図屏風 舟木本」を観ました。

屏風絵に散りばめられた風俗などを、次の3篇に分けて上映されたのです。

●京の風物詩/京の商い

京の名所今昔/京の芸能

京の信仰/京の政

実に面白かったのですが、今回のイマーシブシアターでは、部分図をチラ見せするだけで

初めて見る人には、面白さは伝わらなかったのでは。

 

 

「第2幕 : 江戸中期 蔦屋重三郎がポップカルチャーの礎を築いた」は、この辺から

「婦女人相十品・ポッピンを吹く娘」(喜多川歌麿筆)

 

 

ぐんぐん拡大

 

 

 

 

 

 

 

 

和紙の繊維が見える!!

 

 

写楽も

 

 

江戸、吉原の廓の風景。 ケバケバしい色だったので、モノトーンにしました。

 

第3幕 : 日本アニメの誕生と飛躍」

『塙凹内名刀之巻』(はなわへこないめいとうのまき)は、1917年(大正6年)6月30日公開の日本の短篇アニメーション映画。

2007年(平成19年)に玩具版が発見され、現存する日本最古のアニメーション作品として知られる。『なまくら刀』とも。

うーん、洒脱なアニメーションが、大正6年には出来ていたんだ。

 

 

そして現代

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

手塚 治のインタビュー。  しゃべった内容は、忘れました。

この方の漫画も、未来の国宝だと思います。

 

 

 

 

「第4幕 : 日本アニメと日本文化の共通コード」

 

 

 

 

 

 

 

 

信貴山縁起絵巻

 

 

 

 

 

 

 

「松林図屏風」(長谷川等伯筆)

 

 

 

 

 

 

 

 

サイドには、総集編のように映像が展開

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

見終えて、出口に向かう通路で

 

今回、見終えて、

側面ディスプレイの必要性が???。

いろんな作品をアラカルトで見せられても、印象が薄い・・・

イマーシブ(没入)できなかったのですが、可能性は感じました。

コメント (2)
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東京国立博物館(2025.4.4) で、お花見

2025年04月09日 | 花・植物

東京国立博物館の、『博物館でお花見を』は、好きなんです。

博物館の裏の日本庭園や、表慶館、法隆寺宝物館の周りに

点在する十数種類の桜。  散在して咲いているので、情緒が

あります。

さっそく、本館1階のテラスから庭園に。

 

 

 

テラスの左側はオオシマザクラ

 

 

 

望遠で撮影。

 

 

快晴に似合います。

 

 

 

本館と、平成館を結ぶ通路のガラスに、桜が写っています。

 

 

池の奥の茶室「転合庵」の前で、外国人の母娘と思われる方が撮影中。

オオシマザクラと枝垂れ桜(エドヒガン)が美しい。

 

 

母親が、娘を呼び戻して

 

 

二人の記念撮影

 

 

「転合庵」の裏手に咲いていた「オトメツバキ」

 

 

 

茶室「春草盧」の脇から見た池。

 

 

 

ガラッと変わって、法隆寺宝物館の2階から

 

 

 

黒門の近くにあった、イチヨウザクラ。

可憐な桜で締めましょう。  

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東京国立博物館(2025.4.4) 花鈿などのサプライズ

2025年04月06日 | スナップ

東京国立博物館(トーハクと略称)に4月4日(金)に行ってきました。

目的は

イマーシブシアター 新ジャポニズム ~縄文から浮世絵 そしてアニメへ~
   2025年3月25日(火)~2025年8月3日(日)

東博コレクション展・・・・総合文化展から名前が変わった。 

博物館でお花見を
 桜をモチーフにした日本美術の名品と、日本庭園での花見

 

最初に採り上げるのは、トーハクでのサプライズですが、まず、ランチで外に出たときの桜から。

黒門(重要文化財)の前で

 

 

 

ランチは、トーハクの隣の国際子ども図書館のレストランで(リーズナブルなんです)

中庭の桜が美しい。  

 

 

さて、トーハクに戻って、鑑賞の続きで、サプライズ。  13:15

 

 

珍しいファッション!

 

スマホを一生懸命に操作中です。 何かのイベントでも無さそうだし、気になりましたが鑑賞を続けることに。

5分後、”日本美術のとびら”に行くと、この方が横を通りました。

思い切って、声をかけてみました! 日本人だと思っていたのです。 が、返ってきた言葉が分かりません!!

そのうえ、なんと花鈿(かでん)!!! (額や頬などに紅化粧する古代のメイク)

中国・西域の女性かも・・・

でも、言葉が通じないので、 失礼でした、と頭を下げて離れました。

それから、約30分後、本館1階のテラスで庭園の撮影をしていると、

この方がいました!

 

望遠ズームで撮ると   13:56

 

 

 

顔を拡大。  (黄色いマスクは、修正したもの)

花鈿の化粧が、確認できます。 髪型もユニークですよね。

 

 

参考までに。以前のブログで紹介した、花鈿に関する記事を、抜粋して掲載。

東京国立博物館(2024.10.11)Asia in Style アジアのおしゃれ #3 憧れのファッションモデル など

 

 

西域の女性俑頭部です。 

この作品は図録には非掲載ですが、インパクトがあったので、採り上げました。

 

 

花鈿と呼ばれる化粧、唐を経て日本にも伝わった。

私も、難波宮の朝廷行事を復元した展示で見ました。(大阪歴史博物館)

この女官の化粧です。

 

うーん、謎のまま終わりましたが、トーハクでは、まれに、こんなことが起こります。 だから、面白いのですが。 

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6代目ワンコ、お披露目

2025年04月01日 | 

先代のワンコ ”ニキ”が旅立ったのが、昨年12月30日 (火葬は1月4日に)

翌日の31日、なんと女房は、次のワンコを探しに行こうと!

既に、ネットで調べていたらしく、駅前の高〇屋ショッピングセンタ内のペットショップへ

お目当てのワンコは、チェーン店の茨木県の店にいる・・・で、ネットを通してご対面。

家に帰って、また別の候補を女房が提案。 今度の子は、都内、板橋のチェーン店にいる。

で、翌日の元旦、夫婦で板橋店に行きました。

そこで、ほぼ決めました。

その子を国分寺店に回してもらい、再会そして契約(下の写真)1月5日。ニキの火葬の翌日でした。

 

 

そして受け取り。(1月14日)  店の方が記念写真を撮ってくれました。

 

ワンコの名前は、”キサ”としました。

そのキサに振り回されました。

子犬は大概、そうですが、1秒も、ジッとしてなくて・・・

 

健康トラブルも。下腹部の皮膚炎症は3月下旬には治ったのですが

てんかんに似た症状が、週一ぐらいで続いていて、かかりつけ医の紹介で、3月31日(月)

T大学 動物救急医療センタで検査。(ニキがガン宣告を受けた病院)

写真は、朝、病院へ向かう車内で。

内臓系の詳しい検査をして、特に問題は無いとのことで

次回、MRIなどで、脳神経系の検査をすることに。

担当医から、費用が〇〇万円かかるといわれ、分かりましたと返事はしたものの

後で女房は、ソウルに2回行ける金額・・・私も、いいパソコンが買える・・・

ぼやき夫婦の、しがない、お披露目でした。

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昭和記念公園(2025.3.14) 盆栽苑にて

2025年03月17日 | 花・植物

盆栽苑を、入り口側から撮影。

 

 

 

 

上の写真の中央部の土壁を背景に、可愛い白梅。

 

和室床の間の盆栽。

 

 

盆栽に水やり光景を初めて撮影。

銅製のじょうろで、盆栽専用でデカい。 (じょうろが隠れて見えませんが) 

蓮口から、細い水流で水やりされていますが、この直前まで、シャワ-でした。    

 

 

 

推定寿命90年の長寿梅。 枝先から。小さな新芽が。

 

 

ヒナソウが可憐。 風格ある盆器と、意外に合う。

 

 

推定樹齢50年と、盆栽では若造ですが、鉢などのデザインと相まって、凛とした風格。

 

 

 

 

 

 

クリスマスローズ(ニガー)

 

 

オモト(万年青)は、江戸時代から栽培の歴史がある(幾たびか、ブームもあった)

葉の状態や葉姿、柄などの特徴を”芸”というようだ。

この盆栽だと、葉の形が

熨斗葉(のしば):葉が熨斗を折ったような折れ方をするもの。

剣葉(けんば):角とも。棒状に先の尖ったもの

の二つの芸が見える。  キャプションがなかったので、私の推定です。

鉢と調和して、美しい。

 

 

 

いつ見ても、名品と思う、蝦夷松。

 

以上、早春の昭和記念公園から、植物の息吹きをお届けしました。

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昭和記念公園(2025.3.14) 花木園、日本庭園の花を

2025年03月15日 | 花・植物

昨日(3月14日金)は、昭和記念公園へ、花などを撮影に。

花木園は、梅、水仙が見頃。

スケッチする方もいて、のどかでした。

 

梅も種類が多く、これは”楊貴妃”だったと思います。

 

 

 

 

水仙

 

 

 

これは。花木園展示棟の、琉球アセビ。

明日から、ここでクリスマスローズ展が開かれるのですが

まだガランとしていました。

 

 

 

花木園から日本庭園へ。

日本庭園へ登る坂に咲いていた”こぶし”。 まだ3分咲きかな。

 

 

 

日本庭園入口を入ると、紅梅が出迎えてくれて、心ウキウキです。

次回は、日本庭園内の、盆栽苑を予定。

 

 

昭和記念公園は。我が家から、自転車で15分ほど。 

この日も、公園内のサイクリングコースを駆け巡りました。

みんなの原っぱ脇では、カラスが百羽ほど、他の小鳥もいて

しきりに、芝生を突っついていたので、木の実でも落ちてい

たのかな。 少し気味悪でした。

 

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東京国立博物館(2024.10.11) 能面に見る写しの文化

2025年03月07日 | 博物館レビュー

東京国立博物館(2024.10.11)シリーズ、しつこく続きます。

本館14室で、特集が組まれていました。

 

 

デジタルディスプレイの表示画面です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

会場風景を撮り忘れたので、”1089ブログ”より、画像をお借りしました。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<能面 曲見>

うーん、能面に見つめられているようで、ドキドキ・・・何とも言えない、情感に参った。

 

 

 

 

よくできた写しですが、オリジナルほどの、ドキドキ感はない。

 

 

 

いいですね。 でも、オリジナルのもつ、冷たい炎のような感じがほしい。

 

 

デジタルディスプレイで解説されていた面です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

うーん、能面作者の表現力が凄い。

 

 

 

 

 

 

 

 

”オー”と、息をのむ迫力!

 

 

 

 

 

 

いやー、勉強になりました。

 

参考(1089ブログ等より引用)

能楽は古くは猿楽(さるがく)と言って、社寺の祭礼にともなっておこなわれた。

南北朝時代、春日社と興福寺で猿楽を勤めた大和猿楽四座(よざ)  結崎座(観世座)・外山座(宝生座)・坂戸座(金剛座)(・円満井座(金春座)。

このうち結崎座に観阿弥、世阿弥親子が出、室町幕府第三代将軍である足利義満の寵愛を受けて、世阿弥が能楽を芸能として大成した。

そののちも歴代将軍によって能楽は愛好され、やがて武家の式楽(しきがく)として各地の大名も能を催すようになった。

大和猿楽四座のうち、坂戸座(金剛座)から喜多(きた)が分かれ、ここに現在の能楽シテ方宗家がそろいます。

これら宗家には、能楽の演目と演出にあわせて工夫された面が備えられた。

南北朝時代から室町時代にはあらたな曲がつぎつぎ作られ、面の種類も増えていった。

いわば創造・創作の時代と言うことができる。この時期に作られた面は、造形的な魅力に富み、本面といってきわめて尊重される。

安土桃山時代以降の能は、型を伝える模倣・写しの時代となり、能面も本面の模作が中心となっていく。  

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東京国立博物館(2024.10.11) 鈴木春信を中心に

2025年02月26日 | アート 浮世絵・版画

ワンコ”ニキ”の四十九日も、2月16日に済みました。 

今は新・飼い犬”キサ”に振り回されています。

一方、ブログは、山のように溜まった”ネタ”が「何とかしろ!」と・・・(´-`;)

少し頑張ってみます

 

で、東京国立博物館(2024.10.11)のシリーズですが、11回投稿しましたが、まだ

ネタ残り・・・今回は、鈴木春信の浮世絵。 

”べらぼう”で、浮世絵が脚光を浴びてますね。

東博 本館2階 浮世絵コーナに、こんな小見出しが。

”明和2年の絵暦交換会”・・・???でしたが進みます。

 

鈴木春信の美人画の世界・・・清らかな色気に痺れます。

 

 

絵暦交換会、これが浮世絵に革命を起こした!

ウィキペディアから引用要約

錦絵誕生

絵暦交換会・・・江戸時代は太陰太陽暦 → 月の満ち欠けをもとに1ヶ月を捉えていた。
一ヶ月が30日の月を大の月、一ヶ月がは29.5日の月を小の月とた。1年が13ヶ月という年もあり。
しかも毎年それが
変わるので、暦が必要だった →  絵で月の大小を表したものが絵暦。

そこで当時の俳人・趣味人・知識人の間で、いかに趣向を凝らした絵暦を作るかということが競われた。

錦絵が大流行するきっかけ・・・明和2年(1765年)に開催した絵暦交換会がその最初だった。
1600石取りの旗本・大久保甚四郎(俳名 巨川)と1000石取りの阿部八之進(俳名莎鶏)が、
薬種商の
小松屋三右衛門(俳名百亀)らと協力して、金に糸目をつけず画期的な多色摺りの技術を開発。

春信は、錦絵の草創期に一世を風靡したため、多数の追随者が出た。春信の門人に鈴木春重(司馬江漢)
、鈴木春広(礒田湖龍斎)、仲国信など。次代の一筆斎文調、勝川春章、北尾重政、鳥居清長などにも
影響を与え、浮世絵黄金期を直接導くものになった。

 

展示には、絵暦交換会に関わった絵師や、春信に影響を受けた絵師などの作品が展示されていたのですが

春信に焦点を絞るため、紹介するのはごく一部にします。

 

<風に悩む二美人>

黒服の女性は、鍵屋の看板娘”お仙”  

風で乱れる着物の裾、チラリズムの妙

 

 

 

<かぎや お仙>

ダメ押しのちらり。 春信の浮世絵で、お仙は人気となり、お仙見たさに

笠森稲荷の参拝客が増えた。 ”看板娘”の元祖なのだ。

春信も、当時住んでいた神田白壁町から、谷中の笠森稲荷に通い、お仙に

モデル(当時、そんな言葉はないのでしょうが)を頼んだのかな?

 

 

 

春信に影響を受けた北尾重政の<鍵屋お仙>

やっぱり春信が、面白い。

 

 

お仙以外の作品も。

 

菊作りをしている女性と若者を描いた作品で、三十六歌仙のひとりの

大中臣頼基(?~958)の和歌が、画面上部の讃に記されている。

”ひとふしに 千世をこめたる杖なれば つくともつきじ 君がよはひは”(拾遺276)

 

次は、あの司馬江漢が、絵師として出だしの頃、春信の贋作を作っていた・・・

春信と比べると、描線が太くて、繊細な美しさがない!

 

 

以上、春信の作品を楽しみました。 

ところで、春信の優品の多くは、海外に流出しているとか

くやしいけど、いつか日本で見られるように、画像だけでも掲載。

鈴木春信「お仙茶屋」は Brooklyn Museumの所蔵

 

 

 

<雪中相合傘> メトロポリタン美術館の所蔵

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ワンコ「ニキ」の思い出

2025年01月20日 | 

我が家の5代目ワンコ ”ニキ” が空に旅立って、早や3週間。

懐かしいニキの写真を、振り返ってみました。

 

2014年9月21日、我が家に迎えたニキ。 

近所のペットショップで、売れ残り気味でしたが、性格が素直そうなので

決めました。ショップもやった!という感じで、お友達価格で購入。

 

 

 

 

 

2014年10月25日 昭和記念公園で

初めての外出! 家の中では、先輩犬に突っかかる、やんちゃな子。

昭和記念公園で、とても怖がりな子・・・とわかる。

 

  

 

 

2016年8月13日 12:16 先輩犬のキラと喧嘩するニキ。

体格も、先輩犬に劣らなくなったので、キラもひるむ。

奥では、女房が素知らぬ顔で、新聞広告を読んでいる(広告しか読まない)

 

2016年12月24日 12:53 

犬3匹連れて、動物病院に行った帰りの車内で。

この写真を、水彩画で描いて、絵画教室の先生に見てもらったら、”いいね” 

 

エピソード

2017年1月5日 朝、女房が起きてきて、「大変!ニキがボタンを食べた!!」と真っ青。

ニキを前夜、寝せるとき、寒かったので服を着せたらしく、服のスナップボタン(金属製)をちぎって

飲み込んだのだ。動物病院でレントゲンを撮ると、見事に7個のボタンが胃や腸に。

対処は自然排出を待つ・・・・この日から、ニキの排便時にシートを敷いて、ウンチをヘラで

ならして、ボタン探し。(~_~;)  何個かでた。

そのうち女房は、1月11日から台湾旅行。 ウンチからのボタン探しは、私の仕事に。

ボタンが出ては、「ボタン出た!」と歓喜のメールを台湾へ。 

『皿屋敷』ならぬ、臭いボタン屋敷になったのであった。

 

 

2017年2月6日 23:26

ニキの歯磨き光景。 ニキは「撮るのかよー?」と睨む。

しっかり撮るよ!

 

 

2017年6月3日 12:01

女房作の帽子を、被せて撮影。 ブレブレのこの写真が、イチバン、さまになるとは。
 

 

 

 

2017年12月8日 13:59

何か言いたそう

上の写真と同時刻

 

 

2018年10月19日 19:45

女房の小脇に抱えられて、左手に手袋をはめられるところ。

肉球周りをよく舐めて、炎症気味だったのだ。

 

 

2019年4月4日 16:49

富士山が見える定番の散歩道で。 散歩嫌いのニキを、ここまで連れてくるのは

大変なのです。  右の建替え前の、けやき台小学校の桜が懐かしい。

 

 

2019年12月22日 23:57

犬は女房と一緒の部屋で寝ます。 女房が深夜に寝るリズムのため、犬も付き合わされて・・・

私も、この頃は、0時頃までは起きていましたが、早朝散歩もあり、今は11時前後には寝床に。

ニキの隣のキラは、この頃、病気で元気がありません。 約1カ月後に旅立ってしまった。

 

 

 

2020年10月2日 10:25

ニキと、先輩娘犬レナのバトルです。

詳しくは過去ログ

 

 

 

2022年2月22日 9:42

娘犬レナの検査で、動物病院に行った時、車内のニキを。

レナはこの後、腎臓の病気で5か月後に、旅立ってしまった。

 

 

2023年3月31日 14:14

桜が早く咲いたこの年、イヤイヤ散歩のニキを近所の小公園に。

この子1匹になって、女房は、この子はあと6,7年は生きてほしいと願っていたのですが。

この子は軽い気管虚脱を持っていて、症状を悪化させないよう気を付けていました。

それが、血管のガンが命を奪ってしまうとは。

とてもいい子だっただけに、残念で仕方ないのです。

でも、本当に、いい思い出を残してくれました。ありがとう ニキ!

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ワンコ ”ニキ”の永眠

2024年12月30日 | Weblog

我が家のワンコ、ニキが本日、6時45分、空へ飛び立ちました。

 

早朝。5時過ぎに、「ニキの具合いがおかしい」と、女房から起こされました。

見ると、ニキの呼吸が苦しそう・・・ニキの体をさすり、首筋を揉んだり、好

物のリンゴジュースを飲ませたりして1時間半、最後に、イナバウアーのように

反った後、ガクッと首が垂れ、旅立ちました。

 

 

11月4日に、不治の病を告げられて、約2ヶ月。

瘦せていきながらも、何とか頑張っていましたが、クリスマスの頃から

アブナイ兆候が、出てきました。

この写真は、12月25日の朝、辛いのを我慢している表情が、辛い。

 

 

 

翌26日は、うずくまっている姿ばかり。

 

 

そして、旅立った後、朝散歩での富士山。  広大な宇宙の中で、ニキとは命が繋がっていて、また会えるような気がしてならない。

ニキとの、いろんな思い出は、別にまとめて紹介したいと思います。

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しめ縄作り

2024年12月18日 | Weblog

園芸講座の、”しめ縄作り”に、本日行ってきました。

場所は、立川市の古民家園。

(以前のブログ:古民家の雛祭りと梅の花)

中央の帽子をかぶった方が、先生です。 94歳で、以前は

市議会議長も務めたそうで、かくしゃくとしていらっしゃ

いました。

縁側に並べられた稲わら。

稲作はやっているのは、立川市では2か所しかなくて、今日

の材料は、そのうちの一つ、昭和記念公園内のこもれびの里

で獲れた稲わらだとか。

縄の結い方から始まりました。

 

生徒の三分の二は女性。 縄を結うのは結構、力が要ります。

約2時間余りをかけ、何とか出来ました。

斜陽のなか、土蔵と竹の景色が美しかったので一緒に撮影。

ハイ、拙作です。

 

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東京国立博物館(2024.10.11) 線刻蔵王権現像

2024年12月16日 | 博物館レビュー

東京国立博物館(2024.10.11)シリーズ、「アジアのおしゃれ」を終えて

本館の作品に戻ります。

 

本館2階の3室「仏教の美術―平安~室町」にあるこの作品

目を凝らさないと、何が描かれているのか、よくわかりません。

 

 

 

これを、現像処理で見やすくしてみました。

(ショーケースの映り込みが半端ないですね。スミマセン)

 

 

トーハクのサイトから、写真を引用。

 

国宝のこの作品、じつは過去に、鋳つぶされそうになった!

トーハクの特集「吉野と熊野ーー山岳霊場の遺宝」(2024年5月28日~7月15日)

吉野と熊野―山岳霊場の遺宝― リーフレットの表紙画像 
こちらのパンフレットから抜粋↓

イヤー、危機一髪でしたね。 

現在、残っている文化財は、さまざまな危機を乗り越えた

本当に貴重なものなのだ・・・と改めて実感。

なお、この蔵王権現像は、以前は撮影禁止だったので、今回初めて撮影。

 

最後に、気分を変えて、トーハク本館2階バルコニーの風景。 室内側から撮影

 

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東京国立博物館(2024.10.11)Asia in Style アジアのおしゃれ #3 憧れのファッションモデル など

2024年12月11日 | 博物館レビュー

アジアのおしゃれ、今日は

「憧れのファッションモデル」など

以下、緑字は図録からの引用

 堂々としたポージングで、服やアクセサリーを魅力的に

見せるファッションモデル。 つい、真似をしたくなる憧

れの的です。 ここでは、ファッションモデルさながらの

豊かな表現力で、当時の流行が表されている作品たちを紹

介します。

↑ 若い女性の、ウキウキ感があふれた解説ですね。

 

最初は、<唐のトレンドヘア>

ふっくらとした頬に、あどけなさが残る若い女性。

髻(もとどり)には金の髪飾りがつけられています。

東西交易で繁栄した唐時代、その勢いを映すように高貴な女性

たちの間で、高く大きく結い上げた髪型が流行しました。

 

 

上半身のアップ。

 

 

次の作品は、扇や皿にみる 清朝時代の美人  で紹介したものの再掲です。

ヘアスタイル、ファッション、アクセサリーなど、見もの。

 

 

 

次は

西域の女性俑頭部です。 

この作品は図録には非掲載ですが、インパクトがあったので、採り上げました。

 

 

 

アップにすると、迫力を感じます。

花鈿と呼ばれる化粧、唐を経て日本にも伝わった。

私も、難波宮の朝廷行事を復元した展示で見ました。(大阪歴史博物館)

この女官の化粧です。

 

 

 

西域の作品がでたついでに、図録では、「聖なるよそおい」に載っていた

<色鮮やかなクチャの楽人>と題された舎利容器

 

なお、今回の撮影したものは、照明に難があったので、2022年撮影のものを使用。

楽人たちはロングコートを着て、ブーツを履いています。

これが当時のクチャのフォーマルなスタイルです。仮面をかぶっている舞人もいます。

一方、大太鼓を担いだ子供たちは裸足で、少し丈が長い、左右にスリットの入った服を

着ています。

 

 

 

 

<甘いマスクにクールなアクセサリ>

飛び出すライオンをかたどった耳飾りやドレッドヘア風の垂髪など、

これぞガンダーラファッション。

 

 

 

<麗人は男装する>

丸首と長い袖が特徴的な衣装で、腰の低い位置でベルトをしています。

これは男装をした女性の姿。男装もお洒落の一つとして唐の上流階級の

女性たちの間で流行しました。貫禄さえ感じさせる立ち姿です。

男装の麗人は、昔からあるんだ!

 

 

最後に

<時にははしゃいで>

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散歩道の風景 2024年 9月~12月

2024年12月07日 | 散歩

東京国立博物館のシリーズを一旦、休憩して、久し振りに

散歩道の風景を挟みます。

 

若葉台団地の緑地で   9月9日 AM6:27

 

 

小平・村山・大和清掃工場の建て替え現場のクレーン 9月10日 AM6:47  

 

 

玉川上水付近にある保存樹林地で、  昔の武蔵野の面影を感じます。  9月11日 AM6:46

 

 

 

 

保存樹林地の端で  9月11日 AM6:57

 

 

 

上水緑道の脇の畑地。 廃棄野菜が写っています。   9月12日 AM7:05

 

 

 

 

上水小橋を降りたところ。 今は、水深10数センチですが、往時は2mほどあった。 10月2日 AM6:57

 

 

 

富士山の冠雪はまだ  10月24日 AM7:30

 

 

 

富士山の冠雪が、数日前にあったようですが、その時は富士山は見えず

この場所で確認できたのは、この日。 11月19日 AM7:10 

 

 

その4日後、富士山らしくなりました。    11月23日 AM7:27 

 

 

 

黄葉も遅かった。 11月28日 AM6:43 

 

 

 

 

緑道をランニングする人も多い。   11月28日 AM6:56 

 

 

 

 

 

 

 

富士山の冠雪、アップで。  11月30日 AM7:47 

 

 

 

 

旧立川清掃工場の解体工事、全体をスッポリ覆う工事も、かなり進んでいる。    12月02日 AM6:43 

 

 

 

玉川上水の小平監視所。 落葉の回収マシーンが動いています。 12月06日 AM6:51

 

 

 

 

12月06日 AM6:51

 

 

 

 

 回収した落ち葉は、近隣の農家が肥料用に回収に来るらしく

このように積み上げています。               12月06日 AM6:53

 

 

 

 

上水緑道に戻って、朝日に照らされる風景を。   12月06日 AM7:01

12月06日 AM7:04

 

 

積み上げたたい肥から水蒸気が上がっています。   12月06日 AM7:04

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東京国立博物館(2024.10.11)Asia in Style アジアのおしゃれ #2 インド貴族のエレガントファッション

2024年12月05日 | 博物館レビュー

アジアのおしゃれ第2弾は、インド貴族のエレガントファッション

 

以下、緑字は図録からの引用

インドのイスラーム国家であったムガル帝国は、皇帝がヒンドゥー教と

イスラム教のバランスをどうとるかによって、文化も変化していった。 

その皇帝たちのファッション・アイテムは、イラーム世界を象徴する

ターバンと、インドの豪華なアクセサリーが基本だった。

 

インド細密画コーナーで。 図録では、”シースルーを着こなす皇帝” だって。

 

 

 

上半身を拡大。

 

 

 

皇帝のシースルーの下の、ズボン・・・パージャ―マー?

 

 

”パージャーマー”って、もしかしてパジャマ(寝巻)? と思って調べると

 語源は「ゆったりした足首丈のパンツ」を意味するヒンディー語のパージャーマーで、

19世紀に植民地のインドからイギリスに伝えられ、20世紀の初めにはスリープウエアと

して定着したとのこと。

部分拡大

 

 

次は王妃。  ムガール帝国も最後は、皇帝がイギリスにより退位させられ、帝国は滅亡。

この細密画は、王妃が若い頃のものですね。 宝飾が凄い。

 

 

 

 

次は、織りのテクニックが光るサリー 

 

 

部分拡大です。

織りの技術は、よくわからないのです。すみません。 インベーダーゲームを思い出しました。

 

続きます。

コメント (1)
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