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大村崑がゴム製筋トレグッズで筋トレ法伝授「旅にも必ず持ち歩きます」健康授業も開催 2024/11

2024-11-16 21:58:00 | 生活編

大村崑がゴム製筋トレグッズで筋トレ法伝授「旅にも必ず持ち歩きます」健康授業も開催
 スポーツ報知 より 241116 


ゴムを使った筋トレを披露する大村崑

 俳優の大村崑が15日、テレビCMに出演する大阪市住之江区の昆布専門店「舞昆のこうはら かがや店」で「大村崑校長の健康授業」を開催した。

 93歳ながら週に2日、ジムで鍛えた体を自慢。また、いつも持ち歩いているというゴム製の筋トレグッズを紹介し「両手で持って、頭の上で伸ばしてそのまま、背中の方に回す。
 これだけです。旅にも必ず持ち歩いています」と簡単な筋トレ法を伝授した。
さらに正座して「り」を発声するだけでも効果があると“元気ハツラツ”に実演した。
「もずく」を除き、好き嫌いなく食べるという大村は「僕は1時間かけて食べます。
ブロッコリーが好きでね。60回はかんでいます」と、良くかんで食べることの重要性を説いた。

 ボケ防止の秘けつに挙げたのは「かきくけこ」にまつわる話し。
「かは感謝。きは興味。くは工夫。けは健康。こは恋」と満面の笑み。
恋については「浮気はしたことないの?」との質問に「死んでも言えないこともありました。めちゃくちゃモテたんです」と“過去形”でちゃめっ気たっぷりに答え笑わせた。

 また、朝の歯磨き後と寝る前には童謡の「おぼろ月夜」を歌っており「子供の歌を歌うと、頭の中に自分の子どもの頃のことが背景に出てくるんですよ。
 のどの筋トレにもなるし、頭が若くなったようで気持ちがいいんです」と、健康長寿の秘密を明かした。
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身辺整理中の森永卓郎が数千冊の本を処分した<合理的な方法>とは?「もしかしたらまた使うかもは,たぶん訪れない」 2024/11

2024-11-14 02:49:02 | 生活編

身辺整理中の森永卓郎が数千冊の本を処分した<合理的な方法>とは?「もしかしたらまた使うかもは、たぶん訪れない」
 婦人公論jp より 241030  森永卓郎


 経済アナリストとして、テレビ・ラジオなど多くのメディアで活躍する森永卓郎さん。
2023年末にがんであることを公表してからも、病気と闘いながら活動を続けています。
森永さんは、がん宣告をきっかけに「自分の後始末は自分で」と、身の回りのモノの整理を始めたそう。
 今回は、森永さんの新著📗『身辺整理 ─ 死ぬまでにやること』から一部引用、再編集してお届けします。
【写真】森永さんの研究室にある数千冊の本を片づける様子

* * * * * * *

◆数千冊の本を処分する
 昨年の暮れに死にかけたところから生還した私は、活力を取り戻した2024年の1月以降、積極的に身辺整理に取り組んできた。

7月に獨協大学の研究室にあった本をすべて処分した。

40年以上、経済分析の仕事を続けていると、家の書斎や事務所、大学の研究室にどんどん資料が溜まっていく。

特に10畳ほどのスペースの壁一面に設置された研究室の本棚には何千冊にも及ぶ書籍があふれていた。

⚫︎数千冊の本(写真:『身辺整理 ─ 死ぬまでにやること』より)
「自分が死んだら処分してくれ」と家族に言い残すこともできたが、生きている間に自分で処分すべきと考えたのだ。

それには理由がある。数年前に同僚の教授が突然亡くなった。
 研究室にあった膨大な本や資料は、残された奥さんが研究室に日参して片づけていた。
本や資料は重いので、大量に持ち帰ることはできない。
整理はかなりの時間続けられた。

 自分が身辺整理をしようという段になって、突然死ならともかく、余命のある自分が「死んだら適当に処分してくれ」と家族に言い残すのは、あまりにも無責任だと思った。
 ただ私には自分で本を移動させる体力も時間もない。
そこで合理的に整理を進めることにした。

◆合理的な整理の方法
 まずゼミ生の各年次の代表を研究室に招き入れて「欲しい本があれば好きなだけ持ち帰って」と伝えた。

経済に関わる本は、経済学を学ぶ学生に役立ててもらうのが一番だ。
この作業で研究室の本のうち2割くらいは減ったと思う。

 もし私に体力と時間があれば、残りの8割の本を一冊ずつ吟味して、売る本と捨てる本をより分けていたかもしれないが、そこは潔く諦め、引き取り手のない書籍は遺品整理業者に依頼して処分することにした。
 遺品整理業者は引き取り品を市場で売却する。
書籍の場合はかなりの割合で売却できるので、比較的低コストで引き受けてもらえる。

📗『身辺整理 ─ 死ぬまでにやること』(著:森永卓郎/興陽館)
 回収日当日、業者から派遣された4人の男性がやってきた。
妻も手伝いに来たが、本を棚から下ろして段ボール箱に詰めるので精一杯。
ぎっしりと本の詰まった段ボール箱を持ち上げるなんてことができるわけがない。
 一方、プロ達の仕事ぶりは鮮やかだった。
ちょっと蹴飛ばしたくらいでは微動だにしないような重い箱をヒョイヒョイ持ち上げてトラックに積んでいく。

 こうして午前中のうちに研究室の本棚からすべての本や資料、そして研究室に残されていた20年間にわたって積みあがった雑貨が消え、研究室は私が最初に借りたときの状態に完全に戻った。

⚫︎こんなにすっきり(写真:『身辺整理 ─ 死ぬまでにやること』より)
私は荷物を満載した2トン積みトラックを大学から見送った。

◆読まない本はどんどん捨てる
 もっとも普通に暮らしていればモノは増える。
体は一つしかないが、必要最低限といって服を一着しか持っていない人はまずいないだろう。
用途に合わせて、便利さを求めて、モノは自然と増えていく。
暮らしというのはそういうものだ。
なかには愛着を覚えるものも出てくる。

結論を先に言えば、愛着のあるものを手放すためには執着心との戦いに打ち勝つしかないのだ。

しかし言うは易しで、執着心を手放すのは難しい。

余命宣告されている私でさえ未練たらしかった。

たとえば愛読していた本、
買う時に海外から取り寄せるなど苦労した本、
無理して買った高価な本や今ではもう絶版になっている本などは手放すのが忍びないのだ。

◆「もしかしたら」は訪れない
 もう一つ「もしかしたら、また使うかもしれない」という想いもモノを処分する際の妨げになってしまいがちだが、こちらについては、私はもとより使わなくなったものはどんどん捨てるタイプだ。

 いつだったか長男が「家が狭くて置くスペースがないから実家に置かせてくれ」と言って我が家に本の詰まった幾つかの段ボール箱を持ってきたことがある。

 スペースを貸すのは構わないと思ったのだが、私は長男に「棚から出して箱詰めした本を読み返すことはたぶんないから処分したらどうか」と提案した。
 もしかしたらと思っても、その日はたぶん訪れない。
訪れない日のために本をとっておくのは無意味だ。

 しかもマンションを借りている場合などは、使わないものを置いておくスペース分の賃料も払っていることになる。
 こうしたコストを考えれば、モノはどんどん捨てるに限る。
もしも必要が生じれば、その時はまた買えばいいと考えるのが得策だ。

 私は研究室の本をすべて処分した直後に、1990年にジョン・K・ガルブレイスという経済学者が書いた『バブルの物語』という本を引用する必要性に迫られた。

 持っていたのに早まったことをした、出版から34年も経っている本を入手するのは大変だと困惑したのだが、結局のところメルカリですぐにみつかり、500円で購入できた。

 余命宣告されていようとなかろうと本に限っては捨てるの一手なのだと確信した今、手放した本に対する未練は1ミリもない。

※本稿は、『身辺整理 ─ 死ぬまでにやること』(興陽館)の一部を再編集したものです。



💋耳の痛い話 分かってても…整理する…捨てるとなると…売るとなると 
 自分の決断力の無さを痛感…ウン千冊は有る蔵書、蔵書とは上手く言ったもの…

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人生100年時代、70歳以降の人生を健康に生きる為に必要な要素とは? 2024/11

2024-11-04 21:50:23 | 生活編

人生100年時代、70歳以降の人生を健康に生きる為に必要な要素とは?体は衰えるばかりだが「脳」は成長できる...?
  ゴールデンライフプランOnline より 241104 伊勢 孝雄


 古典や名著をひもとくと、75歳からの人生を黄金期として輝かせる方法が見えてきた――。人生100年時代の豊かな老後の過ごしかた。
※本記事は、伊勢孝雄氏の書籍📗『「老い」の秘訣』(幻冬舎ルネッサンス)より、一部抜粋・編集したものです


第三章 「林住期」を知る
75歳からは黄金期・収穫期
仕事から完全に引退して、一日24時間すべてが自分のための毎日が始まりました。75歳になり「林住期」を始めるには遅きに失するかもしれません。すぐに「林住期」の後半に到達して、長年夢見てきた「自由な時間」を取り戻すための作業が始まります。

いざその自由な時間をどう過ごすか、一瞬広大な平原の中にポツンと立たされている錯覚を覚えました。360度周りは何も見えません。

「自分はこれからどの方向へ進むのか?」

「その先に自分が求める世界が待っているのか?」

漠然とした希望と同時に、困惑もかすかに感じました。これまでの人生は、会社がやるべきことを与えてくれた。自分で考えなくても仕事があたえられた。毎年、それを繰り返すことが、これまでの人生だった。

「何をしてもいい」し、「何をしなくてもいい」。それがこれからの自分の人生の方向性だと思うと、楽しみと苦悩が相まって複雑な思いが心に忍んでくるような気分です。

これまでに経験をしたことがないことをこれから実践していくのだから、その思いは当然です。コップに半分ある水を見て、「まだ半分残っている」と思うか、「後、半分しかない」と思うかは心の持ちようです。「人生100年時代」とすれば、残りの時間は四分の一かもしれませんが。   

長い間待ち望んだ時が来たのだから、もちろん前者の気持ちの方が大きいです。「人生100年時代」といわれても、自分に残された時間は限りがあります。人生後半の「下り坂」の途中まで来て、老いが加速していくなか、これからの一日一日が大切な時間です。これまでのように、強制的に与えられ、期限を区切って実行しなければならない縛りはないですが、全ては自分が決めたことをやり遂げていくことが主な生きがいとなります。

「人生の黄金期」を最大に楽しむための条件は、
①健康、②お金、そして③孤独に生きること、これが三大要件です。
 幸いな事に、私はこれまで大きな病気や怪我をしたことがありません。病院への入院も一度も経験がなく、手術もしたことがありません。ここまで健康でいられたことに、両親に深い感謝しかありません。

 後半生の人生を健康に過ごすために、第一に心掛けることは「規則正しい生活」です。周りの人に世話にならず、自分が楽しいことをしていくためには、「健康」が第一です。人間の体内は「サーカディアンリズム」という一日25時間周期の「体内時計」が動いて体調をコントロールしています。

 朝になると目が覚め、朝日を浴びて昼間は活動し、夜になると眠気を感じ、寝ている間に昼間に起きたことを脳の中で整理して、次の朝を迎えるという、一連のリズムを正しく繰り返すことが健康の秘訣です。

 そのためには規則正しい生活習慣を実行しなければなりません。70代になると、体力も見た目も「個人差」が大きくなりますので、自分の身体に合わせて「健康」を慎重に管理することが必要と思います。
 そのためには、第1にウオーキングなどの適度な運動で足腰を鍛えること。
 次に、1日7時間の睡眠をとること。
 そして、食事は腹八分目とする。
「健康」が維持できなければ、「黄金期」の時を満喫することはできません。

 身体の健康だけでも十分ではありません。次に大事なのが、「脳機能」を正常に維持することです。
 人間の脳の中でも前頭葉は、40代から委縮が始まることが報告されています。前頭葉は、42 運動制御、感情コントロール、判断において重要な役割をしています。
年寄りが怒りっぽくなるのは、この前頭葉が委縮することが原因と言われています。感情のコントロールが難しくなるからです。

 70代後半の老人になると、約10%がアルツハイマー型認知症になるといわれています。脳内に「ベータ・アミロイド」と呼ばれるタンパク質が蓄積され、委縮することによって発症するといわれています。

 一方、高齢になっても、「脳」は成長させることはできるそうです。身体の「健康」を維持するのと同様に、「脳」の成長のためにも睡眠と運動による正しい生活習慣が重要です。そして、毎日を楽しく生きる秘訣は、知らないことを知ろうという明日への「意欲」と、未知への「好奇心」を持つことです。これらの要因が脳への栄養素となるのです。

 身体と脳の「健康」を維持することで、「林住期」をワクワクした気持ちで生活していくことがこれからの目標です。「意欲」と「好奇心」がキーワードです。
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無理なく「血流をよくする」6つの習慣。健康的に若返るための“血流改善”生活 2024/10

2024-10-06 19:53:09 | 生活編

無理なく「血流をよくする」6つの習慣。健康的に若返るための“血流改善”生活/整体師・塚田真也さん
 天然生活編集部 より 241006


 健康な体づくりに欠かせないのが「血流」です。そこで「血流を改善すれば不調の9割を改善できる」と話す整体師の塚田真也先生が、家で簡単にすぐできる「血流1分エクササイズ」を指南。
 今回は、血流をよくする6つの習慣を紹介します。血流をアップして元気な体を手に入れましょう。
(『天然生活』2023年11月号掲載)


⚫︎血流を改善して、健康的に若返る
 私たちの体には総延長10万kmもの血管が張りめぐらされています。
血管は全身の細胞のすみずみに酸素や栄養を運び、老廃物を回収。そんな血液の流れが滞る原因は主に3つあります。

「ひとつは、体の末端まで血液を運ぶ毛細血管が加齢で減少すること。60~70代になると4割もの毛細血管が消滅するといわれています。ふたつめが加齢で筋肉が減ることで、下半身にたまった血液を上半身に押し戻す働きが鈍くなってしまうこと。
 そして、3つめは血液がドロドロになることで、血管内に付着する老廃物。血管の壁が厚く硬くなってしまい、血液がスムーズに流れなくなります」

 そこで健康な血管を保って血流をよくするために大切なのが、適度な運動・食事・睡眠です。
「とくに運動は、少しでもいいので毎日続けることが重要です。運動することで血管に刺激を与えて活性化し、筋肉量が減るのを防ぐことができます。また、糖質を控えた食事で血液をサラサラにする、質のよい睡眠で自律神経を整えることも、日頃から心がけるようにしたいですね」

▶︎血流がよくなる習慣 01
 目線を上げて姿勢よく生活する
多くの人が無意識に下を向いて生活していますが、背筋を伸ばした正しい姿勢は血流改善や、首や肩のコリ解消にもなります。
 コツは、まっすぐ遠くを見るように目線を上げること。歩くときやスマートフォンの操作、家事をするときも「目線を上に」を意識して。

▶︎血流がよくなる習慣 02
 硬めの布団で寝る
寝ている間に寝返りを打つことで、体の一部だけが圧迫されないように自然に調整し、血流をよくする効果があります。
 個人差がありますが、寝返りが打ちやすいのは硬めの寝具。やわらかいと体が沈んで寝返りが打ちにくく、腰を痛める原因にも。

▶︎血流がよくなる習慣 03
 お風呂は40~41℃にして首まで浸かる
入浴は副交感神経を刺激し、血流アップに大きな効果があります。シャワーだけですませず、必ず湯船に浸かるようにしてください。
 お湯の温度は40〜41℃で15〜20分が目安。首には太い血管が集まっているので、しっかり首まで浸かって血液を温めるようにします。

▶︎血流がよくなる習慣 04
 ブラックコーヒーを飲む
コーヒーに含まれるポリフェノールは抗酸化作用があり、酸化した血管に弾力を取り戻します。
 カフェインがあるので飲み過ぎは禁物ですが、ブラックで1日2〜3杯を目安に飲むのはOK。カロリーが高い牛乳などを含むカフェラテはあまりおすすめしません。

▶︎血流がよくなる習慣 05
 1日30分、歩幅を広げて腕を振って歩く
運動が苦手なら、歩く時間を活用するところから始めましょう。ポイントはいつもより歩幅を広げた大股で、腕をしっかり振ること。
 1日30分歩けば十分ですが、駅までの15分を行き帰りで2回に分けても。寝つきが悪くなるので就寝2時間前はやらないこと。

▶︎血流がよくなる習慣 06
 揚げものは避けて、ゆでる料理に替える
食生活では、高温の油で調理することで老化物質が多く生じる揚げものはなるべく避けること。
 おすすめは蒸す・煮る・ゆでるなど油を使わない調理法です。筋肉を増やすにはタンパク質が必須なので、ゆでたり蒸したりした鶏肉料理は最適です。


⚫︎〈監修/塚田真也 イラスト/須山奈津希 取材・文/工藤千秋〉
塚田真也(つかた・しんや)柔道整復師・鍼灸師。等持院駅前整体院院長(京都市)。
 血流をよくする健康情報を発信するYouTube登録者は11万人を超える。
著書に『1分で血流はよくなる!』(Gakken)がある。

※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです
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健康寿命に効果アリ! 1日何歩でOK?研究チームが新提唱 歩くことで死亡リスクも“低減” 熱射病には要注意 202408

2024-08-27 22:13:00 | 生活編

健康寿命に効果アリ! 1日何歩でOK?研究チームが新提唱 歩くことで死亡リスクも“低減” 熱射病には要注意
 テレビ西日本 より 240827  


「健康寿命」を延ばすために1日どれだけ歩けばいいのか? 新たな分析結果をまとめた研究チームを取材した。

【健康寿命を延ばすために歩く適正歩数は1日に何歩?

⚫︎気軽にできる健康法“ウォーキング”
 健康のために日頃気を付けていることは?街の人に聞くと「糖質制限。ご飯は1日3食のうち1食だけ」と食事を気にする女性や、「朝、体操しています」とラジオ体操を続けている男性。また「腕立て伏せや腹筋」と肉体を鍛えている男性など人それぞれだ。

 中でも“手軽にできる”こととして「歩く」と答える人が多かった。「血圧を低くするということで、歩くことを心がけている」(60代男性)、「ウォーキングです」(70代男性)、「普段は近所で3000歩か、4000歩、歩いている」(60代男性)と、ウォーキングに注目が集まっているようだ。

 福岡市民の憩いの場、大濠公園は、池の畔は約2キロの周回コースになっている。猛暑の中、この日も歩く人たちの姿が多く見られた。

⚫︎1日に歩く目安は何歩?
 1日にどれくらい歩いているのか?ウォーキング中の人にたずねると「1万歩いかないくらい。体の調子が良くなりました」と話す男性や「7~8キロ(=約1万歩)。健康のため」と話す男性。「一応、目標は1万5000歩。それくらいが一番健康にいいと聞いたので。暑いですけど」(男性)と、健康のために「1日1万歩」を目安に歩いている人が多い。

 一方、福岡市の繁華街、天神。街を行き交うビジネスマンや買い物をしている人は「2万歩くらい。普通に散歩するみたいな感じで歩いています」(男性)、「3時間は歩く。いろいろ見ながら動けるときに動こうかなと」(女性)と通勤やショッピングなど、日常生活の中に「歩くこと」を意識して取り入れている人が多い。

 厚生労働省が発表した日本人の平均寿命は、女性が87.14歳、男性が81.09歳(2024年7月現在)。

 世界の平均寿命ランキングを見ると、男性は5位、女性は39年連続で1位と、世界有数の長寿国となっている。

⚫︎研究チームの答えは「1日9000歩」
 長寿を目指して、一体、1日どれくらい歩けば健康維持に効果があるのか?また、歩けば歩くほど体にいいのか?そんな疑問について京都府立医科大などのチームが新たな研究結果を発表した。
 京都府立医科大学の西真宏助教は「これまで、多く歩けば歩くほどいいという風潮があったが、9000歩を超えても効果は一定になる」と意外とも思える結果を発表。
 研究チームがたどり着いた答えは「1日9000歩」なのだ。

 研究チームは、成人男女、約5000人分のデータを抽出して解析。
その結果、1日9000歩までは歩数が増えるにつれて効果が明確に高まったものの、9000歩を超えるとほとんど差が出なかったという。

 西助教は「これまで歩けば歩くほどいいと言われていたが、目標が明確になったことで、ウォーキングにこれから取り組もうという方は、明確な目標がある方が運動に取り込みやすいのかなと思いますし、そういう意味では目標値を提唱できたのはよかった」と話す。

 厚生労働省によれば、1000歩の歩行距離は600~700mに相当する。
1万歩には6~7km程度の歩行が必要になる。
また歩行時間については1000歩で約10分かかるため、1万歩を歩くには100分=1時間40分歩く必要があるという。

誰もが気になる健康寿命。延ばすためには「1日9000歩」。意識してみてはいかが?

(テレビ西日本)
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